クルマを買ったらステッカーだらけ! 「カッコ悪い」けど剥がしてOKなものとダメなものとは (2/2ページ)

クルマはよく見るとステッカーだらけ

ディーラーや販売店名の入ったシール

 トヨタモビリティ●●、日産プリンス●●、ホンダカーズ●●、●●マツダ、etc.といったディーラー名や販売店名の入ったシールがある。最近あまり見かけなくなったし、貼ってあってもサイズが小さく目立たないものになってきているようだが、これは剥がしたとしてもまったく不利益はない。

 顧客情報はコンピュータで管理されているので、シールなど貼っていなくても、どこで購入したクルマかすぐにわかるし、サービスに違いはないはず。

 輸入車などは正規代理店で買ったことがステイタス(?)になる場合もあるので、わざわざ剥がす必要はないかもしれないが、国産車なら貼っておいても販売店の宣伝にしかならないので気になる人は剥がしてしまおう。

給油口のシール

 給油口の裏蓋に貼ってある、無鉛プレミアムやレギュラー、軽油などの油種を記したシールは残しておこう。

 オーナーはもちろん油種を把握しているだろうが、オーナー以外の人が乗ることだってあるだろうし、貼ってあったとしても普段見える場所ではないので、デメリットはないはず。

空気圧のシール

 運転席側のドアを開けたところに張り付けてある「タイヤ空気圧ラベル」。これを見ることで指定空気圧がわかるので、けっこう重要なシールだ。

 タイヤを買い換え、サイズが変わった場合は、タイヤメーカーのホームページにある「タイヤサイズ変更時の推奨空気圧検索システム」を使って、正しい空気圧を調べること。純正タイヤの指定空気圧と違う場合は、自分でシールを用意して、その数字を「空気圧ラベル」の下にでも貼っておくと便利。

 というわけで、クルマに貼ってあるステッカー類は、「検査標章」と「保管場所標章」以外なら、オーナーの判断で剥がしてしまってかまわない。

 剥がすときは、シールをドライヤーなどで温めて剥がすか(お湯をかけるのもあり)、市販のシール剥がし剤(百均でも売っている)を使うのがおすすめ。根気強く、丁寧に作業するのがポイントだ。


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

愛車
日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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