150周年のピレリが日本向けに最高峰のスタッドレスを発表! その名も「ICE-ZERO ASIMMETRICO」 (1/2ページ)

150周年のピレリが日本向けに最高峰のスタッドレスを発表! その名も「ICE-ZERO ASIMMETRICO」

この記事をまとめると

■ピレリより日本向け新作スタッドレスタイヤが登場

■同社の日本向けスタッドレスタイヤのフラッグシップモデルとなる

■15インチから20インチの全44サイズを展開

ZEROの名を冠する新型スタッドレスタイヤが登場

 世界的に有名なタイヤメーカーのひとつ、イタリアの「ピレリ」。同社の歴史は非常に長く、今年で創業から1世紀半、つまり150周年を迎える。タイヤメーカーとしてもちろん、工業製品メーカーとしても”超”がつくほどの老舗メーカーだ。

【関連記事】まだ溝のある数年落ちのスタッドレス! どうせ来年買い替えるといっても「溝が減るまで」夏の履き潰しは危険だった

ピレリより新作スタッドレスタイヤ「アイス・ゼロ・アシンメリコ」が登場画像はこちら

 また、看板商品である「P-ZERO」の存在は、同社を語る上で欠かせないブランドだ。世界最高峰のモータースポーツ「F1」にもP-ZEROのブランドでワンメイク供給しており、世界中のスーパーカーに採用される純正タイヤでも「P-ZERO」シリーズが多く選ばれている。

F1画像はこちら

 もちろん、P-ZERO以外にもさまざまなブランドを有しているが、ピレリといえばP-ZEROと言っても過言ではないだろう。

 そんなピレリが、先月6月に故郷であるイタリアとの繋がりということもあり、在イタリア大使館内にて、今年の冬に向けた新作スタッドレスタイヤを発表した。

 それが「ICE-ZERO ASIMMETRICO(アイス・ゼロ・アシンメトリコ)」だ。

アイスゼロ並び画像はこちら

 同タイヤは、15インチから20インチまで全44サイズをラインアップしている完全新作のスタッドレスタイヤで、軽自動車から大型SUVやミニバンまで幅広くカバーするモデルだ。ピレリによると、昨年の新車販売ランキングTOP20に含まれるクルマであればすべてに適合できるサイズを設定しているとのこと。

「ICE-ZERO ASIMMETRICO」は、イタリアのタイヤメーカーであるピレリが、世界的に見ても珍しくもあり過酷な、”日本の冬”をターゲットにして開発が進められたタイヤである。主な理由としては、欧州の冬ではスノーのグリップが重要視されるが、日本ではアイス路面が重要視されているからだ。

アイスゼロサイドビュー画像はこちら

 一面の雪景色となるような本格的な降雪地帯はもちろん、非降雪地帯である都心部から降雪地帯へ向かい、ウインタースポーツを楽しむようなユーザーも使えるよう、ドライグリップもアイス路面でのグリップも両立した万能モデルに仕立てられているのが特徴だ。なお、寒さが厳しくなると発生するアイスバーンなどの氷雪路面でも確実に捉える新開発のコンパウンドと、従来の3Dサイプからさらに進化した新開発である新3Dサイプと、通常の2Dサイプを組み合わせたハイブリッドトレッドブロックを導入している。これにより、優れたトラクション性能とアイスグリップ力も発揮する。

アイスゼロトレッド画像はこちら

 これらの技術のなかには、スタッドレスタイヤを作り始めて20年に及ぶ歴史で得たノウハウと、ラリーの最高峰であるWRCから得たデータもフィードバックされているとのことだ。

 先述した新開発コンパウンドである「デュラブル・ソフト・コンパウンド」は、気温が低い低温時でも的確にグリップする性能を有するだけでなく、経年劣化を抑えた仕立てとなっているのも売りのひとつ。あまりスタッドレスタイヤを使用しない非降雪地帯のユーザーも安心して数年使用できるよう考えられているのだ。

アイスゼロトレッド画像はこちら

 数値で言うと、アイス路面でのグリップ力は従来モデルより+5%、トラクション性能は12%ほどアップしているとのこと。過酷な冬の路面ではこの数値の違いはかなり大きいであろうことが予想できる。

 ここまでの説明で気がついた人もいるかもしれないが、この「ICE-ZERO ASIMMETRICO」には、”ZERO”の名が含まれている。これは、文頭で少し解説した「P-ZERO」のZEROから来ているのだ。

 要するに、これはピレリのスタッドレスタイヤの最高峰を意味するだけでなく、同社の絶対の自信が含まれているからこそ名付けられたモデル名ということになる。

ICE-ZERO ASIMMETRICO画像はこちら

画像ギャラリー


新着情報