ロードスターよ、おまえまで電動化か!  ファンは最後の純ガソリン「ND型」をいま買っておくべきか? (2/2ページ)

ロードスターらしさをスポイルするようなモデルチェンジはない!

 とはいえ、電動化といっても、すぐに電気自動車になってしまうということはなく、現在MX-30に搭載されているマイルドハイブリッド仕様の「e-SKYACTIV G」のようなものが搭載されるのではないだろうか。

 このマイルドハイブリッドはあくまで主役はエンジンで、発進や加速時にモーターがやんわりとアシストしてくれるものとなっているので、電動化アレルギーのユーザーにも違和感なく受け入れられるハズ。

 モーターやバッテリーの搭載による重量増は避けられないだろうが、マイルドハイブリッドとすることでその重量増は最小限にすることができるから、ロードスターらしい走りがスポイルされる恐れは少ないだろう。

 一部ではカーボンなどの素材をふんだんに使用して軽量化を図るというウワサもあるが、手の届く価格帯であることもロードスターの魅力のひとつであると考えると、高価な素材を多く使うというのは現実的ではないだろう。

 恐らく次期型ロードスターは、マイルドハイブリッド仕様だけでなく、EV仕様も並行して開発されているだろうが、ここに発電用のロータリーエンジンを搭載するモデルや、水素ロータリーエンジンを搭載するモデルが登場したりすると「ロータリーエンジン×ロードスター」という夢の組み合わせが誕生することになるわけで、そういった面も期待しながら次期型の情報を待ちたいところである。


小鮒康一 KOBUNA KOICHI

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愛車
日産リーフ(2代目)/ユーノス ロードスター/マツダ・ロードスター(2代目) /ホンダS660/ホンダ・オデッセイ(初代)/ 日産パルサー(初代)
趣味
長距離ドライブ
好きな有名人
ザ・リーサルウェポンズ

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