コロナ禍でも賑わうバンコクモーターショー! 若者が熱視線を送る中国メーカーの勢いが凄い (2/2ページ)

タイでもEV攻勢で勢いを増す中国メーカー

 あくまで筆者の印象だが、トヨタブースもGWMブースもにぎわいを見せているのだが、訪れる一般来場者の傾向が異なることに気が付いた。

 トヨタは自身もタイ進出60周年としているように、その歴史に裏打ちされた鉄壁のブランドステイタスを誇るが、歴史があるがゆえにトヨタ車を乗り継いできているような年配の人が目立っていた。

 一方のGWMは、バンコク市内でも多く見かけるが、「オーラ グッドキャット」というコンパクトBEV(バッテリー電気自動車)を多数展示し、そのなかで猫の顔をモチーフにしたゲートの下に「オーラ グッドキャット」を展示しており、若い女性がや若年層、またバンコクのような都市に住む感度の高い人たちが多いように感じた。

 前出の事情通も、「確かに客層というか、ブースを訪れていた人の傾向は異なるように見えた」と語ってくれた。

 MGブースでは、SUVタイプのBEVとなる、ZS EVのボンネットを開け、興味深げにパワーユニットに見入る人が多かった。

 まだまだそよ風程度となるが、確かにここタイで風向きが変わりつつあるなというのを、一般公開日で強く感じた。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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