売上絶好調な話題の軽EV「日産SAKURA」を「見て・乗って・体験」した! EV販売台数11年連続No1の日産がリードするものは (1/3ページ)

世界初の量産電気自動車として、2010年に初代「LEAF」を発売。その後2017年に発売された2代目を含め、日本国内で15万台以上、全世界で50万台以上の電気自動車を販売。また昨年度には次世代フラッグシップモデルであるクロスオーバーの「ARIYA」を発売するなど、EVのリーディングカンパニーとして電動化による新たなクルマの価値提供を積極的に進める日産。EVを身近な存在とする革新的なモデルとして登場したのが、軽EV「SAKURA」だ

軽のレベルを遙かに超える上質な走りと圧倒的加速性能

 EVで世界をリードする日産が、リーフ、アリアに次いで送り出したサクラは、軽自動車でEVというのが大きなポイントだ。日産のEVのなかではエントリーモデルとなるが、軽自動車としてはフラッグシップに位置づけられる。それもあって、細部まで作り込まれたボディパネルや、専用に仕立てられた内外装など、軽自動車としては望外の上質さが感じられる。

 走りのほうも、主に日常の足として使われる軽自動車がEVになることのメリットは多い。

 サクラに興味のある人は、軽自動車だから興味を持ったという人が大半だと思うが、エンジンを積んだ軽自動車と比べると走りは一線を画している。とにかく乗りやすいというのが第一印象。そして滑らか、かつ静かで力強い走りは、これまた軽自動車としては望外なものだ。

 静粛性の高さは、市街地だけでなく高速道路を走ってもあまり印象が変わらず、まるでリビングで話しているかのように前席と後席の間で明瞭に会話ができる。この感覚を軽自動車で体験できるクルマというのは他に心当たりがない。

 そんな静けさのなかにも時折、内に秘めた力強さが顔を出す。ターボ車の場合、加速するまでにどうしてもタイムラグがあるのに対し、モーターはダイレクトかつリニアな加速で、応答遅れがない。

 さらにトルクが軽ターボ車の倍近くもあるので、信号待ちからの発進加速も圧倒的に力強くてスムース。坂道だってものともせず、高速の合流でもたつくこともない。

 ハンドリングも気持ちがよい。バッテリー搭載位置が、車体の中央寄りの低い位置なので、重心が低くなり前後重量配分が均等に近くなっている。軽ハイトワゴンにありがちな、重心が高そうな感覚がないのだ。

 コーナリングでのロールも小さく安定している。また高速走行時の安定性も重量配分にあわせて最適化されているので、しっかりとした手応えがあり、直進性が高い。

 トレッドが狭く車高の高い軽ハイトワゴンとなればなおのこと、この恩恵は小さくない。もちろんボディサイズは軽自動車なので取りまわし性能もバツグン。細い道でも臆せずに入っていける。

 航続距離については、軽自動車の本来の使い方をするなら十分に賄えるはず、と個人的には思っている。むしろバッテリーが小さいからこそ短時間の充電で済むのが、ありがたく感じられた。

日本らしさ+EVらしい先進性を表現したニューノーマルスタイル

軽自動車初となるプロジェクタータイプの3眼ヘッドランプ、ARIYAとの共通モチーフであるシームレスなグリルや光るVモーション&エンブレムなど、先進的でエレガントな佇まい(冒頭の写真を合わせてチェック)。日本の伝統美を感じさせる水引からインスピレーションを受けたデザインのアルミホイールも特徴。

 全15種類のなかに、日本の四季の彩りを想起させる2トーンのシーズンズカラー4色をラインアップするなど、“日本のニューノーマルモデル”であることを感じさせるボディカラー。

軽EVならランニングコストがさらに安くなる!

 EVの魅力のひとつが、維持に関わるランニングコストの安さだ。環境負荷が少ないクルマの自動車税を減税する「グリーン化特例」による“自動車税減税”、オイル交換などエンジンに関わる点検やメンテナンス項目が不要になることによる“メンテナンス費用の削減”、近年高騰するガソリン代よりも安価に済ませられる可能性が高い“電気(燃料)代の抑制”など。日産がリーフオーナーに行ったアンケートによると、全体の84%が、『車検のコストも低く維持費がかからない』、『自宅での夜間充電が中心なので、燃料代(電気代)が安い』など、EVのメンテナンスコストに満足しているという。

〝軽+EV” がもたらす今までにないワクワク感!!

坂道や高速の合流でも力強い!

従来の軽自動車ターボエンジンの2倍となる195 N・mという大トルクを発生。高速道路の合流や急な上り坂でも、スムースで余裕ある走りを実現

静かな車内会話も弾む!

エンジン音がないことに加え、モーターマウント位置にモーターの重心を近づけることによって、車体へ伝わる振動を抑制。室内に伝わるモーター音を小さくすることで、軽自動車の枠を超える優れた静粛性を実現している。

小まわり性能の良さはそのまま!

 4.8mの最小回転半径と、軽自動車規格のコンパクトなボディサイズにより、細い道や狭い駐車場での取りまわしも楽々。

3つのドライブモードで走りも楽しい!

アクセルペダルの操作のみで速度調整ができるe-Pedal Stepも搭載。加減速を繰り返す市街地走行でペダルを踏み替える回数が減るなど、運転がさらに楽になる。またクリープ走行も可能なので、極低速域でもギクシャクすることはない。

ARIYAと同じ「Eco/Standard/Sport」という3つの走行モードを備え、モーターのレスポンスや回生ブレーキ力など、好みに応じた走りが可能。


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