売上絶好調な話題の軽EV「日産SAKURA」を「見て・乗って・体験」した! EV販売台数11年連続No1の日産がリードするものは (2/3ページ)

デイズ譲りの使いやすさとEVならではの先進性を両立

 インテリアも、これまでの軽自動車にはない先進性と居心地のよさが見事に調和し、サクラならではの上質な空間を構築。インパネからドアにかけて配された上質なファブリックをはじめ、カッパー色のフィニッシャーや水引のデザインも独特の雰囲気をかもし出している。

 また限られた車幅のなかで見やすくレイアウトされた大画面の統合型ディスプレイは、EVに特化した表示機能も充実。凹凸を抑えたフラットな形状としたことで、車内がより広く感じられる効果もある。収納スペースもいたるところに設定されており、設計のひとつひとつが使いやすい。

 ボディサイズはガソリン車の日産デイズと同等で、クラストップを誇るショルダールームや後席ニールームを実現。前後左右どの席に座ってもストレスを感じないだけの広さが確保されている。これには20kWh薄型バッテリーをフロア下にレイアウトするとともに、エンジンルーム内のモーターユニットをコンパクトに配置するなど、軽自動車向けに最適化したミニマムEVレイアウトが効いているのは間違いない。

軽自動車トップクラスの居住性で全席快適!!

 荷室容量もクラストップレベルで、リヤシートは荷室側からも前倒しや前後スライドが可能。ふだんは後席を広く使い、大きな荷物を積みたいときには即座に荷室長を拡大できる。その場合でも後席に成人男性が座れるだけのスペースは確保される。アンダーボックスには普通充電ケーブルが収納できるなど、使い勝手も良好だ。

大容量バッテリーを床下に効率的にレイアウトすることで、クラストップの後席居住性を実現。身長172㎝の岡本さんがドライビングポジションを取った状態で、後席ニールームは38cm! 後席スライドシートを一番前(荷室の広さMAX)にした状態でも18cmと十分なスペースを確保している。

高品質なファブリック素材で全面を覆ったインパネや、7インチメーターと9インチ大画面ナビを水平方向にレイアウトした統合型インターフェースディスプレイなど、インテリアもクラスを超えるクオリティを実現。

後方からも調整しやすいラゲッジルーム

ラゲッジスペースもデイズと同等となるクラストップレベルの容量を確保。後席シートの前後スライド、左右分割式で倒せるなどのアレンジは荷室側からも操作できるなど、使い勝手も良好。

  

帰宅して、朝には満充電! 自宅での普通充電なら約8時間で100%に

もちろん日産販売店や商業施設などにある急速充電器にも対応し、約40分で約80%の充電が可能。エアコン冷媒を用いた冷却システムにより、高速走行と急速充電を繰り返し行っても高い充電量を維持できる。

 200Vの屋外コンセント (2.9kW)を設 置するなどすれば、自宅で気軽に充電できる。約8時間で約100%の充電が可能。

  


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