EVはまだちょっと……ならやっぱりハイブリッド! HV慣れした人でも新鮮味が味わえる新世代ハイブリッド車3台 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■電動化シフト過渡期において最適解のハイブリッド車を3台紹介

■コスパに優れているのはマイルドハイブリッドシステム

■ストロングハイブリッドはEVにつながる乗り味が魅力

日本のインフラ環境を鑑みればハイブリッドが優勢!

 いまネット界隈では「EVオワコン論」がかまびすしい。けっしてEVが世界的に禁止されたというわけではないが、ここ数年の「エンジン車は終焉を迎え、すべてEVにシフトする……」というトレンドが減速したということで、EVは時期尚早だったという主張も出てきている。

 もっとも、EVマーケットの減速というのは、EVの最大マーケットだった中国が、自動車に限らず経済全体で減速基調にあるということの影響が大きい。また、いちはやくEVシフトを実現したアーリーアダプター的マインドの先進的ユーザーに行き渡ってしまったという面もあるだろう。

 いずれにしても、EVシフトというのは、ある日から急にすべてのクルマがEVに変わるわけではなく、徐々にエンジン車からEVへ入れ替わっていくということであり、その過渡期は当然ながらグラデーション的になる。

 とくにインフラ整備が変化のスピードへ大きく影響する。単純化すると、充電インフラが広まらなければ大衆はEVにシフトしづらいし、ガソリンスタンドが減っていけば家庭で充電して走ることができるEVが選ばれることになるだろう。

 逆に、日本も含めてガソリンスタンドというインフラが整備されている環境においては、EVシフトは進みづらいといえる。

 ガソリンスタンドが十分に確保されている状況では、ガソリンを消費しつつ、CO2排出量を減らすことのできるクルマ、すなわち省燃費なハイブリッドカーが環境負荷の面では最適解といえる。

 将来的にはガソリンスタンドというエンジン車に欠かせないインフラが徐々に減っていくだろうが、少なくとも現時点ではハイブリッドカーを選択するというのは合理的だ。


山本晋也 SHINYA YAMAMOTO

自動車コラムニスト

愛車
スズキ・エブリイバン(DA17V・4型)/ホンダCBR1000RR-R FIREBLADE SP(SC82)
趣味
モトブログを作ること
好きな有名人
菅麻貴子(作詞家)

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