登場時ははっきり言ってショボかった! いまや無くてはならないクルマの装備7つの「最初」とは (2/2ページ)

あまり使う気になれなかったものも

クルーズコントロール

 今でもあるが、アダプティブが付くだけに車間距離の調整もしてくれるので、一度使ったらやめられない装備だ。登場時は一定速度をひたすら保ってくれるだけで、ないほうがマシとは言わないが、それに近い微妙な性能ではあった。

ハイブリッド

 今では当たり前の存在になりすぎていて、ガソリン車もラインアップしている車種でも、ハイブリッドのほうが販売比率が高かったりする。乗ってみてもじつに自然なのだが、初代プリウスの頃を思い出してみると、切り替わりはガクガクするし、回生ブレーキの利きも極端だったりした。肝心のバッテリーもすぐになくなって、亀マークが出たものだった。

多段AT

 3速や4速のATが当たり前だった時代から、5速や6速にギヤが増えたのはいいとして、制御自体が曖昧でドライバーの意思通りに変速してくれなかった。ドライバーの意図を汲み取るファジィ制御が1990年代なかばにはもてはやされたが、それでも肝心なところで変速してくれなかったり、必要のない時にしてしまったりなど、今思えば甘すぎる制御だった。

オートハイビーム

 こちらはかなり最近の装備だが、それでも最初の頃は切り替わりが甘くて、前走車がいてもギンギンにハイビームで照らしていた。現在は歩行者にも反応するものもあって、かなり気を使わなくなった。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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