いつ消滅しても不思議じゃない! 迷ってるなら即買い必至の国産車4選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■販売がいつ終わるかわからないからいまのうちに購入しておきたいクルマをピックアップ

■大排気量のマルチシリンダーは今後登場する可能性が少ないと言われている

■売れ行きがイマイチなクルマもいつ終わるかわからないので気になっているならお早めに

いまのうちに買っておきたい終売が近そうなクルマ

 日本車がフルモデルチェンジを行う周期は、悪路向けのSUVや商用車を除くと、大半が長くて10年だ。10年を超えると、プラットフォームなど車両の基本部分が古くなり、マイナーチェンジを行っても十分に進化させられない。

 とくに最近は、安全装備や運転支援機能の進化が著しい。フルモデルチェンジを行わないと新しい機能も搭載できず、法規にも対応できない不都合が生じる。また、販売店では「初期型を購入したお客様が、数年後に同じ車種の後期型に乗り替えることはあるが、さすがに3台目の購入までは提案しにくい」という。そうなるとフルモデルチェンジは最長でも10年と考えられる。

 見方を変えると、発売されて10年以上を経過した車種はそのまま廃止される可能性が高い。仮に後継モデルがあるとしても、10年以上を経過した車種は一度終了させて、別の車種名で改めて発売することになる。10年以上を経過すると、乗り替え需要も離れているからだ。

 そこで今回は、消滅する可能性が高く、なおかつ滑り込みで購入しておきたいクルマを挙げてみた。主にスポーツモデルになる。

■日産GT-R(2007年発売)

 GT-Rが高性能なEV(電気自動車)に発展する話もあるが、それはまったく別のクルマだ。モーター駆動を併用しない純粋なガソリンエンジンのGT-Rは、現行型が最後になるだろう。

 GT-Rは新車の登録台数も限られ、2022年の1カ月平均は約70台だ。その一方で、GT-Rは海外市場を含めて認知度が高いから、高値で売却もできる。購入しておく価値のあるクルマだ。


渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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