愛車も1年お疲れ様でした! 年末だからちょっとお金をかけたい「ご褒美メンテ」3つ (2/2ページ)

走りが楽しくなるメンテナンスも!

2)ブレーキフルードの交換

 ブレーキはペダルを踏むとフルード(オイル)をピストンが押し、押し込まれたフルードがキャリパー内のピストンを押してパッドがローターに押し付けられる油圧式。このフルードが劣化してくるとペダルのタッチがグニャグニャしてくる。

 そこでフルードを交換するとペダルを踏み込んだ時にカッチリとしたフィーリングになり、ブレーキがよりリニアに踏み込んだ分だけ利くようになる。

 とくにスポーツフルードと呼ばれるものなら、ペダルタッチがよくなるように設計されているので、その効果が高い。

 ブレーキホースを金属メッシュにするとさらにペダルタッチがシャープになる効果が高いが、フルード交換だけでも十分に体感でき、ブレーキを踏むたびに気持ちの良さが体感できるオススメメンテナンスだ。

3)フロントガラスの油膜取り

 ガラスにはさまざまな汚れが堆積してしまう。それがしらずしらずのうちに視界を妨げている。とくに雨の日にガラスがギラギラしている。というか、そんなことにも気づかず、こんなものかと乗っている人も少なくない。

 そこで年末の大掃除ついでのオススメは油膜取りだ。キイロビンなどのコンパウンドでフロントガラスを丁寧に擦ると油膜や古い撥水皮膜を取ることができる。全体に水を弾かなくなったら施工完了で、綺麗に拭き上げて乾かしてから再度撥水剤などを施工すれば、雨が降ってもクリアな視界が確保される。ちょっと手間だが、その効果は絶大だ。


加茂 新 KAMO ARATA

チューニングジャーナリスト

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