「カブリ嫌い」の気持ちはわかる! あえて王道じゃないチューニング初心者におすすめなハズしのクルマ3選 (1/2ページ)

この記事をまとめると

■よく選ばれがちなモデルから少しハズしたスポーツモデルをピックアップ

■カスタムパーツも豊富なので好きな仕様で乗れるのも魅力だ

■ライバルに劣るところもある一方で勝っている面もあるのでハズし=ハズレではない

そのまま乗ってもカスタムしてもよし!

 これからクルマを楽しみたいけど、「ほかの人と丸かぶりなのもなぁ」と思う人にオススメなちょっとハズした選択。あえて王道ではなく、脇道を選びたいという人にオススメの車種とその楽しみ方を今回はレクチャーしよう。

ハズしの選択その1:スイフトスポーツじゃなくてアバルト595

 スポーツコンパクトやホットハッチというと、現在の王道はスイフトスポーツ。1.4リッターターボエンジンで鋭い加速が人気だ。そして、そのスイフトスポーツとほぼ同じパッケージを持ち、もう一方で人気を集めているのがアバルト595だ。こちらも1.4リッターターボエンジンを搭載する。どちらもFFレイアウトで、スイフトスポーツは6速MTと6速AT。アバルト595は5速MTと2ペダル5速(ATモード付き5速シーケンシャル)が用意される。

 パワーはスイフトスポーツの140馬力に対し、アバルト595は180馬力を発揮。タービンがアバルト595のほうが大きいのでターボラグがあるが、その分ガツンとパワー感にあふれる加速が魅力。じつはチューニングパーツも豊富で、サスペンションからエンジンまわりまで、幅広くチューニングして楽しむことができる。

 気になるポイントは新車価格がスイフトスポーツの202万8400円~というお手頃価格に対し、アバルト595は467万円~ということ。中古相場も上がり続けているが、次期モデルはEVになることが発表されているので、今後も高騰が予想される。早めの購入がおすすめだ。


加茂 新 KAMO ARATA

チューニングジャーナリスト

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愛車
GR86/AE86/スイフトスポーツ(ZC33S)/CBR954RR
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クルマ
好きな有名人
タモリ

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