レクサスのイメージリーダー「LC」が一部改良で走りをアップグレード! マットホワイトの「白銀」ボディカラーが映える特別仕様車「EDGE」を60台限定販売 (2/2ページ)

60台限定の特別仕様車「EDGE」を発売

 さらに、今回のLCの一部改良にあわせ、「より鋭く、より優雅に」をコンセプトとした特別仕様車「EDGE」が設定されることになった。これはLC500をベースに”EDGE”の利いたチューニングを施したモデルとなる。

 リヤアルミ中空サスペンションメンバーを新規開発し、フロント床下ブレースの追加で飛躍的なボディ剛性の向上を実現するとともに、一体成型のバンパーカナードとリヤ固定式ウイング採用により空力性能を改善。ボディ剛性と空力性能の変更にあわせてサスペンションも適合化を実施し、切れ味鋭い旋回性と高い操縦安定性を実現している。

 エンジンは、ムービングパーツの質量あわせなどによる回転バランス取りと寸法の作り込みでフリクションを低減。滑らかな回転フィールでV8エンジンの伸び感に磨きをかけた。また、高精度チューニングリヤデファレンシャルでは、熟練の技術者が手作業でバックラッシュ再調整を実施し、加減速での応答性を向上するなど、上質なドライビングフィールを提供する。

 ボディカラーには光と影が織りなす静寂の銀世界から着想を得た「HAKUGIN(白銀)」を採用。きめ細やかな粒子感で美しいボディ造形を際立たせるマットホワイトの新たな質感が追求されており、漆黒調のブラック加飾・塗装で統一されたエクステリア加飾とのコントラストが、エレガンスとスポーティネスを強調する。

 組み合わせられるインテリアカラーは古くから勝利の色として伝わる「KACHIIRO(勝色)」を採用したブルーのワントーンコーディネートで、洗練された世界観と運転に集中できる没入感を提供する。

 一部改良を実施したレクサスLCの価格は、LC500hが1450万〜1533万円、LC500が1400万〜1483万円、LC500コンバーチブルが1550万円、特別仕様車LC500 “EDGE”が1760万円となる。なお、特別仕様車である「EDGE」は限定60台の販売のため、販売店での申し込みによる抽選販売となる。

 レクサスが全ラインアップでコンセプトとして目指す「Lexus Driving Signature」とは、すなわちそれはフラッグシップスポーツカーであるLCの乗り味にほかならない。今回のLCの一部改良により「Lexus Driving Signature」がどのように深化したかに興味が尽きない。


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