交通違反でも射殺される可能性はゼロじゃない! アメリカで取り締まりを受けたら行動には要注意!! (2/2ページ)

アメリカの警察官はおっかない!?

 筆者が今回、アメリカに滞在しているとき、地元メディアが悲劇を防ぐことにも役立つツールを紹介していた。

 すでに普及している、警察が使用するものとは別のスマートフォンアプリのビデオチャット機能を使い、停止命令を出されて停車したあとしばらくの間は、たとえば交通違反を現認し停車命令を出したパトカーの警察官と、停車後ビデオチャット機能を使ってまずコミュニケーションをはかり、停止命令を受けた車両のドライバーが落ち着いたあとに車両に近寄り、違反処理を行うといったことが可能とのことであった。

アメリカのパトカー

 筆者は遠い昔の20歳代のころアメリカを40日かけてひとり旅をしたことがある。フロリダ州マイアミビーチ市のユースホステルに泊まっていると、ある日本人大学生がレンタカーを借りてやってきた。すでに宿泊している日本人大学生とも仲良くなっていたので、深夜にドライブに行くことにした。その途中、全面一方通行の大通りを逆走してしまったのだが、運悪くそこにパトカーがいて停止命令を受けた。最近、再び全米規模で治安が悪化しているようだが、当時もアメリカの治安はかなり悪く、とくにマイアミは麻薬戦争が勃発していて自動小銃での乱射事件も珍しくなかった。

アメリカのパトカー

 警察官が近寄るなか、とりあえず英語はまったく話せないことにして、手は警察官の見えるところに置くことと決め、警察官が来るのを待った。幸い日本からのツーリストとわかると、観光都市でもあるので注意を受けるだけで放免されたという経験がある。

 アメリカ以外でも総じて警察官は厳格で怖い存在というのが見た目にも伝わってくる(地域によっては汚職まみれなこともある)。日本の警察官に見受けられる物腰の柔らかいソフトなイメージを引きずっていると、よほどの観光地でもない限りは、海外では警察官とのやりとりで怖い目にあう可能性もあるので気をつけてほしい。


小林敦志 ATSUSHI KOBAYASHI

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