デコトラ乗りって「イカツイ」「コワい」……なんて先入観は間違い! 北の大地を彩る「北龍丸」オーナーの素顔に迫った (1/2ページ)

この記事をまとめると

■デコトラとはド派手な飾りやペイントでアートアップを施したトラック

■運送業だけでなく、さまざまな職業の人がデコトラのあるカーライフを楽しんでいる

■今回はオーナーの松川 博さんにお話をうかがった

デコトラオーナーを直撃!

 “デコトラ”と言えば、ド派手な飾りとペイントでアートアップを施したトラック。と想像できるハズだ。そんなデコトラを所有するオーナーはどんな人なのかご存じだろうか? 「イカツイ」「コワい」という先入観は間違いだとキッパリ言える。運送業だけではなく、いろいろな職業の人がデコトラのあるカーライフを楽しんでいるのも事実。今回は北海道の有名デコトラオーナーの意外な事実を紹介しよう。

松川さんのトラック01

 今回の主人公は、北海道音更町で農場を経営する松川 博さん。松川農園は小麦、ビート、大豆、小豆、金時を栽培、出荷している。作付面積は68haと農業の盛んな音更町にあっても、大きな規模の農場を切り盛りしている。

 松川さんは同時にデコトラ愛好家クラブ「羽衣会」にも所属。愛車の「北龍丸」は35年以上前に全国的に流行した、第2次デコトラブーム最中のご当地北海道仕様の面影を残す、電飾バリバリのデコトラ。同業者やアートクラブの仲間も、あそこまで飾ったデコトラで仕事をこなすのは凄い、と一目置く存在だ。

 運送会社のトラックドライバーでもない松川さんがトラックを飾る理由は、「デコトラが好きだから」。第2次デコトラブーム当時、地元の有名なトラックや映画『トラック野郎』の影響を受け、農作業で使っていた2トン車を飾り始めた。アートクラブ羽衣会に入会したのは35年ほど前。その当時の愛車だった2トン車の初代北龍丸も過激な飾りですぐに有名車の仲間入りを果たした。それ以来、自社の農場で使うトラックを飾り続け、現在は6台のデコトラを所有する猛者なのだ。


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