ポルシェの4ドアセダンがより速くより遠くまで走れるようになった! 新型「パナメーラ4 E-ハイブリッド」と「パナメーラ4S E-ハイブリッド」が登場

この記事をまとめると

パナメーラE-ハイブリッドのパワートレインが新しくなった

■サスペンションもアダプティブ2チャンバーエアサスペンションを標準装備

■日本での両モデルの価格、予約発注時期、仕様は未定

パワートレインを改良し電気航続距離や走行性能を向上!

 911やボクスターなど、日本ではスポーツカーブランドとして絶大な支持を受けているポルシェ。そんなポルシェは、4ドアセダンとしてパナメーラもラインアップしているが、この度、ハイブリットモデルが、新しいパワートレイン技術を採用した新型「パナメーラ4 E-ハイブリッド」と「パナメーラ4S E-ハイブリッド」へと進化を果たした。

 新型のトピックは、両モデルに採用された新しいパワートレインにより、電気航続距離の延長、充電速度の向上、スロットルレスポンスの改善など、ほぼすべての分野での走行性能の向上が施されたことだ。電気モーター出力は最高出力140kW(190馬力)、最大トルク450N・mと前モデルと比較して格段に性能が引き上げられている。

 サスペンションは、2バルブダンパーを備えたポルシェアクティブサスペンションマネジメント(PASM)を含むアダプティブ2チャンバーエアサスペンションが標準装備となり、トラクションとコーナリング性能、および高い快適性を兼ね備える。

「パナメーラ4 E-ハイブリッド」は2.9リッターV6ツインターボガソリンエンジン(224kW/304馬力)を搭載。346kW(470馬力)のシステム出力と650N・mの最大トルクにより、0-100km/h加速タイムは4.1秒、最高速度は280km/hを実現。ポルシェらしい強力な加速を生み出す。

 一方、「パナメーラ4S E-ハイブリッド」には2.9リッターV6ツインターボガソリンエンジン260kW(353馬力)を搭載。システム出力は400kW(544馬力)、最大トルクは750N・mを発生する。静止状態から100km/hまで3.7秒で加速し、最高速度は290km/h。ドライビングダイナミクスと高回転域での持続的なパワー供給に重点を置いて開発されたモデルとなっている。

 装備面では、「パナメーラ4 E-ハイブリッド」には19インチホイール、ブラックのブレーキキャリパー、マトリックスLEDヘッドライトが標準装備される。さらに、マトリックスLEDライティングシステムがオプション装備となる。

「パナメーラ4S E-ハイブリッド」には、パナメーラAeroDesignの20インチホイール、シルバーのスポーツテールパイプ、レッドのブレーキキャリパー、フロントアクスルに10ピストン式ブレーキキャリパーが標準装備。ブレーキキャリパーはアシッドグリーンかブラックの選択が可能だ。さらに、オプションとして21インチホイールとの組み合わせでPCCB(ポルシェセラミックコンポジットブレーキ)も用意。それぞれのディスク径は、フロント440mm、リヤ410mmで強烈なストッピングパワーを発揮する。

 日本での、両モデルの価格、予約発注時期、仕様は未定であるが決まり次第発表とのことだ。続報に期待したい。


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