オコンがA110Rでカート専用サーキットを爆走
イベントの終盤には、オコン選手がA110の過激仕様「A110 Rチュリニ」でシティサーキット東京ベイをドライブした。
シティサーキット東京ベイはあくまでカート専用に設計されているため、非常にタイトでコンパクト。さらにエスケープエリアはなく、壁はプラスチック製のブロックで仕切られている。万が一クラッシュするようなことがあれば、A110Rのボディは凹みカーボンパーツはお釈迦になってしまう……非常にリスキーな挑戦だ。
しかしながら、さすがは世界最高峰のF1マシンをドライブする凄腕! オコン選手は最初の数ラップでA110Rのフィーリングをつかむと、限界ギリギリのドラテクを披露。ベストタイムは30秒768をマークした。あくまで参考程度だが、ドゥーハン選手がEVカートで叩き出したタイムが32秒710だったため、2秒近くもタイムを更新したことになる。
ちなみに一般ドライバー(ルノー・ジャポン広報のSさん)が事前のデモ走行を行ったところ、タイムは45秒台だったという。1周あたりが短いサーキットでここまで差をつけるとは……現役F1ドライバーの度胸と根性、ドライビングテクニック、マジで半端ない!
今シーズンはマシンに苦労しており、ここまでポイントを獲得できていないアルピーヌ。
フラストレーションが溜まる序盤戦となっているが、日本グランプリでは鬱憤を晴らす戦いを見せてほしい。