この記事をまとめると
■夏から秋にかけて梅雨やゲリラ豪雨によって雨の日が増える
■本格的な雨が降る前にワイパーやタイヤの溝チェックは前もって行いたい
■雨の日は危険が伴うので事前チェックが重要だ
大雨の前に見直したい愛車の雨対策
6月19日現在、北海道を除く本州各地が梅雨入りしています。そのいっぽうで、沖縄および奄美地方はすでに梅雨明けしており、ひと足先に本格的な夏の到来です。
梅雨入りしたかと思いきや、連日の猛暑……。「梅雨のなか休み」とはいいながらも、この暑さは体に堪えます。とはいえ、「いったい梅雨はどこへいった?」と油断しているうちに、すぐにゲリラ豪雨の時期がやってきます。
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つまり、連日の大雨でクルマの運転にも危険が伴います。日ごろのメンテナンス不足がたたっての事故や愛車のトラブル、さらには不快な思いは避けたいところです。
そこで今回は「空梅雨だからと侮るなかれ! 梅雨末期の豪雨に向けて準備しておきたい梅雨対策9選」と題して、この時期に対処しておきたい項目をピックアップしてみました。
■ウオッシャー液の残量確認&補充
誰もができる愛車のメンテナンスとしてウオッシャー液の補充が挙げられます。撥水機能付きなど、ホームセンターやカー用品などでもさまざまな種類のウオッシャー液が販売されています。さまざまな成分が混じることを避けるためにも、できれば同じもの(用途のもの)を使い続けることをおすすめします。
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■ワイパーブレード&ゴムの状態の確認
梅雨時ともなれば、ワイパーを使用する機会も必然的に増えます。しかし、ワイパーブレードやゴムが劣化していては本来の能力を発揮することができません。愛車のワイパーに合致する品番は取扱説明書などに記載されていますし、ネットで検索すれば、よほどのレア車でない限り品番を調べられます。必要に応じて交換して、梅雨の時期、そして梅雨明け後のゲリラ豪雨などに備えましょう。
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■フロントガラスの油膜取り
フロントガラスがどうもギラギラしていて見にくい……。もしかしたら、ガラスの外側に油膜がびっしりとこびりついているかもしれません。カー用品店やホームセンター、ネット通販でもさまざまな油膜取りが販売されています。いい機会なので、ワイパーブレードおよびワイパーゴムの交換とセットで油膜取りもやってしまいましょう。
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■タイヤの溝の確認
大雨のなかを走ることも想定されるだけに、タイヤの溝がしっかりと残っているか確認するまたとない機会です。その理由として、梅雨時であれば水を後方へと飛ばす排水機能が重視されますが、梅雨が明けて猛暑の時期はバーストを回避するための予防整備的な意味合いもあります。事故やトラブルを回避するためにも、スリップサインが出ていたらすぐにでも交換してください。
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■フロントガラスの撥水コート
高速道路走行時など、ワイパーを使わなくても雨水を弾いてくれる撥水コートもこの時期に施工しておきたいところです。市販の撥水コートだけでなく、ガソリンスタンドやコーティング専門店などで施工してもらえる本格的なものまで種類はさまざま。後者の場合、油膜をきちんと除去してから施工してくれるので、より撥水効果を期待できます。
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