愛車が好きすぎるあまりなのか性格に難アリなのか……。
■ギャラリーの子どもに対しても本気で叱る
ギャラリーや参加者のなかには家族連れでイベント会場に足を運ぶ人がいます。そのなかには小さなお子さんもいます。普段はなかなか見られないクルマが展示してあって大喜び。親御さんの制止も聞かずにお目当てのクルマまでダッシュ! 大好きなクルマが目の前にあるのですから、お子さんはテンションマックス。なんの悪気もなく車体に手を触れたりします。
その光景を目にした瞬間「コラ! クルマに触るな!」と大声で叱り飛ばします。知らない人に怒鳴られたのだから、当然お子さんはギャン泣き。親御さんも必死に謝罪しますが、お子さんは相変わらずギャン泣き。これが原体験となり、クルマが嫌いになってしまうことだって本当にあるのですよ。
旧車イベントのギャラリーに来ている子どものイメージ画像はこちら
■「そんなことも知らないの?」と見下される
旧車を所有するオーナーさんと直に話せて、実体験に基づいたアドバイスや苦労話が聞けるのもこの手のイベントの魅力でもあります。生の情報が得られるメリットがあるぶん、「そんなことも知らないの?」と、相手を見下してくるオーナーも実在します。そんなの知るわけないじゃないですか、オーナーじゃないんだし。
この手の発言をする人は、情報戦になるとマウンティングしてくる可能性があるので要注意です。
■クルマを撮ろうとしたら「勝手に撮らないで!」と怒られる
クルマのイベントにエントリーする際の注意事項として「メディアの取材が入ったり、ギャラリーが撮影してSNSやYouTubeなどに投稿される可能性がある」旨の同意事項があります。読んでいなくても、エントリーした時点で同意したことになるケースが多く、「知らない」や「聞いてない」は通用しません。
それでもなお、自身の愛車が撮影されようとしているのを見つけると「誰の許可取ったの? 勝手に撮らないで!」とマジギレして突っかかってきます。
カーイベントでカメラを構えるマニアのイメージ画像はこちら
■まとめ:要注意人物は本人の自覚がないことが多いからタチが悪い
イベントの空気を悪くする要注意人物。たいていは自分の愛車が大切であるがゆえの行動であったりしますが、これが過剰な方向に行くと、今回取り上げたようなトラブルを起こすこととなります。
なかには「イベントに参加して愛車を自慢したいけれど、面倒だし他人とはかかわりたくない」という人もいます。そもそも他人とかかわりたくないのですから、気を遣う必要もありません。さらに自分の「我」を通すぶん、トラブルも起こりがち。
事の顛末をSNSで発信されて拡散。苦労して開催にこぎつけたイベント主催者からすれば、流れ弾に当たったようなものでとんだ迷惑です。
この手の要注意人物は、本人の自覚がないことが多いだけに非常にタチが悪いのです。戒めを込めて、くれぐれも自分自身が要注意人物にならないように。