この記事をまとめると
■2025年11月15日に毎年恒例の「オーテック里帰りミーティング2025」が開催された
■388台ものオーテック/NISMOの車両がエントリーして大磯ロングビーチに里帰りした
■ブランド愛を通じた家族の思い出作りやオーナー同士の交流が印象的なイベントだ
毎年恒例の里帰りがここ大磯の地で行われた
日産モータースポーツ&カスタマイズ株式会社(NMC)は、同社の手がける「オーテック」シリーズと「NISMO」ロードカーブランドを愛するファンのための大規模オーナーズミーティング「AOG湘南里帰りミーティング2025(AOG=オーテック・オーナーズ・グループ)」が、2025年11月15日(土)に神奈川県の大磯ロングビーチで開催された。
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ミーティングの開会式には、2025年6月からNMCの代表取締役社長兼CEOに就任した真田 裕氏が登壇して、イベント参加者に向けてあいさつを述べた。
「オーテックオーナーと社員が直接話せるというこのよい機会に、遠慮なくいろいろな意見を聞かせてほしいです。また、ありがたいことにオーテックは今年で設立40周年という節目を迎えました。なんと世のなかで40年続いている会社の割合は全体の0.3%だそうです。そんな40年という重みのある歴史を、次世代の子どもたちにもオーテックとNISMOの魅力を繋いでいくのが私たちの使命です」と、ユーザーやパートナーへの感謝とブランドが目指す姿勢を冒頭に語った。
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真田氏の挨拶が終わると、日産自動車の従業員が中心に構成されているサークル「日産自動車吹奏楽団」によって、懐かしの「西部警察メインテーマ I」の生演奏が始まった。
そこへやってきたのは、現役を引退したR33型スカイラインGT-Rセダンのパトカーと、SUPER GT GT500クラスにて、2025年シーズンにおいて、23号車のステアリングを握ったレーシングドライバーの高星明誠選手と、2025オーテック・レースアンバサダーの高岡みほさんの2名を乗せた、発売前の新型リーフ オーテックの2台だ。大迫力の演奏と演出に参加者から大きな注目を集めていた。
白バイとともにやってきたR33型GT-Rセダンのパトカーと新型リーフ オーテック画像はこちら
2名のスペシャルゲスト紹介のあとには、毎回恒例の走行距離の多さを表彰する「過走大賞」と、遠方からの参加者を表彰する「遠来賞」の受賞式が行われた。
受賞者は中央の3組のうち、写真向かって右から順に、「過走大賞」をプリメーラ オーテックバージョンで受賞したサンプラスさん。なんと走行距離は38万8500kmを走破しているという。「遠来賞(北東)」はセレナ e-POWER オーテックで受賞した、北海道室蘭市から来たぬまっちさんで、「遠来賞(南西)」はオーラNISMOで受賞した、佐賀県武雄市から来たKutoneko E52さんだ。いずれの遠来賞受賞者も2回目の受賞なので、見事に殿堂入りを果たした。
GT500で活躍する高星明誠選手とアンバサダーの高岡みほさん、オーテック3賞を受賞した参加者画像はこちら