全国各地の「オーテック&NISMO」のクルマが大磯へと里帰り! 18回目の「AOG里帰りミーティング2025」は例年にも増して激熱だった!! (2/4ページ)

普段見られない海外モデルの展示も

 会場内の各展示車両ブースには、オーテックやNISMOの新型車や参考展示車両だけでなく、車中泊仕様から福祉車両といったモデルなどを幅広く展示。

 まずは開会式にスペシャルゲストが乗ってきた新型「リーフ オーテック」だが、発売前ということもあり、大勢のファンが注目している様子だった。メタル調の専用エクステリアパーツや、専用19インチアルミホイール、ドットパターンが特徴の専用シグネチャーLEDなど、特別なデザインをもつモデルとなっている。

 続いて、日本国内の発売が発表された「パトロールNISMO」だ。ベースモデルの425馬力に対して、最大出力は495馬力と70馬力アップ。そのほかにもNISMO専用にチューニングされた足まわりやエアロパーツ、RAYS製22インチ鍛造ホイールを採用し、パフォーマンスアップをしつつ、迫力あるデザインとなっている。中東地域で2025年7月より販売している車種で、本イベントのために特別に展示されていた。

 オーテックのデザイン部ブースでは興味深い試みが行われていた。イベント開催時にはまだティザー画像1枚しか公開されていない、「新型エルグランド オーテック」のCGムービーを、1分ほど専用ゴーグルで視聴できるというものだ。

 残念ながら映像の撮影はNGだったが、参加者同様に筆者も視聴したところ、新型エルグランド オーテックが都会を颯爽と走るという内容であった。正式発表を期待したい。

 また、用意されたコンテンツは車両展示や技術紹介にとどまらない。

 大勢の人が大行列を作る製造部門のモノづくり体験ブースで行われていたのは、ハンドメイドの「メダル製作体験」だ。家族や友人同士で一緒に、メダルを紙やすりやコンパウンドで、ピカピカになるまで一生懸命に磨きこむ姿が見られた。

 次に、システム開発部門が中心に手がけるブースでは、子ども向けの「空力体験コーナー」が用意されていた。ここではなんと、レース車両を担当しているNISMOのモータースポーツ車両開発部門とモータースポーツ製造部が、子どもにもわかるよう、実際に空力を体験できるセットを自らの手で制作したという本格派。

 社員の工夫と熱意が感じられるプログラムが会場内に点在していたのが印象的だった。


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