楽しむのは結構だけどクルマを傷つけてません? クルマ系イベントは不注意なギャラリーで溢れかえっていた (2/2ページ)

ちょっとしたことでクルマに大ダメージが

 まずは服装。

 夏であればあまり心配はないかもしれないが、前述のようにクルマ系イベントは秋や春と、やや肌寒い時期にやることが多いので、上着を羽織ることが多い。そこで気をつけたいのがジッパーの金具だ。たまに車内の作り込みも半端じゃないクルマがいて、ついつい車内を覗き込んでしまうほか、「車内も見ろ!」と訴えてくるようなクルマも珍しくない。そうなると、多くは覗き込む形になるのだが、そこでジッパーの金具がクルマに当たることがある。

 紐系のジッパーならまだいいが、多くは金属でできているので、鉄のボディに鉄が当たることになる。これでどうこうなることはそうそうないと思うが、もしオーナーがそんな光景を見たら血の気が引くことだろう。筆者の場合は愛車の洗車のときなどはもちろん、人のクルマを見る際は、ジッパーはなるべく上まで上げたり、手で押さえたりして配慮している。

 また、腕時計にも注意したい。クルマの展示はクルマ同士の幅が狭かったりすることも多く、クルマ同士の間を抜けたり、友人と喋っていてつい盛り上がって腕が大きく動いてしまったり、すれ違いの際に時計がボディにヒットする可能性も捨てきれない。筆者は普段時計をする人間なので、「時計をするな」とはいえないが、こういったイベントのときは外装が樹脂やウレタンのような柔らかいものを使用することが多い。某大人気クルマ系漫画でも、腕時計が当たってトラブルになったシーンがあるように、時計ひとつとってもバカにできない。

 そしてこれが個人的にもっとも注意したいのがカメラの扱いだ。なにもクルマを撮るなとかナンバーを隠せとか、そういったことではなく、首から下げたカメラが振り子のようになってボディに直撃するといった光景を、じつは何度か見ている。先のふたつに比べてカメラともなれば、その破壊力はなかなかのもの。

 個人的に写真の撮影は趣味でも仕事でも多いので、カメラの扱いや背負い方(ぶら下げ方)は注意しているのだが、趣味がメインのホビー層だと、ついつい気が抜けて首からぶら下げたカメラがボディにドーン……となってしまうことがある。

 とはいえ、こうなった場合の多くは、「ヤベ!」と思いつつ仮に凹んでても知らんぷりしてその場を立ち去る人が多いだろう。あり得ない対応だが、気もちもわからないではない。ぜひ、カメラの扱いはイベント時に注意してもらいたい。背中側に背負ったり、確実に手で押さえるなどするのがベストだろう(面倒だがカバンに毎回入れるのが最強ではある)。

 それと、派手なエアロがついているクルマのまわりを歩く際は、リップなど出っ張った場所を蹴り飛ばさないよう注意したい。注意していても、足を引っ掛けそうになったことが、筆者にもないわけではない。また、会場が外だった場合は歩き方もひと工夫して、石を蹴り飛ばさないようにすると、なおよいだろう。

 筆者は正直あまり細かいことを気にしないので、市街地の駐車枠に停めた愛車に寄りかかって写真を撮っていた外国人観光客などにもとくになにもいわなかった(相手はこちらに気がつき謝ってきた……)が、基本的にクルマは人生における買い物のなかでも金額が大きな部類だ。イベントに置くということは、人に見られるためにあれこれ仕上げてきていることも多い。

 いま一度、自身の服装や持ち物、動き方に注意して、イベントを楽しんでもらいたい。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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