道具を使った対策も有効
11)ドアパンチ対策用のボディサイドプロテクターを装着する
ボディサイドプロテクターにはさまざまな種類があるが、スマートな細いボディサイドプロテクターではドアパンチ被害を防ぎにくい。そこで紹介したいのが、ドアパンチ防停プロテクターだ。筆者がネットで見つけたのは、EVA素材で厚さ3㎝、長さ85㎝のマグネット式(ここがポイント)プロテクターで、アルミボディ、樹脂ボディでない金属ドアであれば、マグネットでサッと張りつけ、取り外すことが可能のようだ(取付位置は要考慮。取り付け面が汚れているとキズの原因になるので要注意)。まぁ、ちょっと大げさな気もしないでもないけど……。※DIYで作れないこともない。棒状のクッション材に磁石テープを接着剤で貼り付けるなど。
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そんなドアパンチ防止プロテクターは、新型フォレスターの純正アクセサリーにも用意されている。幅広の「ボディサイドプロテクター」で、ボディをドアパンチから守る樹脂製プロテクターだが、ロードバイクを一時的に立てかけるのにもいいとされ、停車時にバンジーコードやパラコードを張って、ウエアやサングラスなどを引っかけておくこともできるから便利だ。
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ただし、同じ新型フォレスターでも、よりアウトドアテイストあるX-BREAKグレードには違和感なく、機能面を含めフィットするものの、プレミアムグレードやSPORTグレードには似合わない印象もある。
12)駐車監視ドライブレコーダーを利用する
駐車中の監視に駐車監視ドライブレコーダーが役立つには役立つものの、バッテリーの負担が気になるところ。が、筆者は、サブのドライブレコーダーとして用意している駐車監視用のドラレコに電源を供給してくれる、高温に強いリチウム鉄リン酸塩(LiFePO4)バッテリーを搭載したセイワの多機能バッテリーRAY28から電源を供給している。アクセサリーソケットに接続し、走行中に電気を蓄え、エンジンを切ってもその蓄えた電気をドラレコに1時間単位で設定し、供給してくれるのだ(タイマーセットは1時間から可能で、最大24時間まで対応)。
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筆者はサブドラレコを、ステーションワゴンのバックドア内側上部に前を向けてセットしてある。そのドラレコの左右の画角は160度で、下の画像のように、主にフロントウインドウ、フロントサイドウインドウの画像を動画で記録してくれるのだ。その範囲であれば、どんなクルマが横に停まっているかが判明できるというわけ。
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13)電源接続不要のバイクサイクルレコーダーを裏技的に導入する
筆者が最近、導入したのが、セイワのRAY19バイクサイクルレコーダー4Kだ。これは最大5時間の撮影が可能な2500mAhのバッテリー、スマートフォンと直のWI-FI機能を搭載していて、車内でも行えるUSB充電によって最大5時間の録画ができる、車内からの電源不要で使えるドライブレコーダーである。本来はバイクや自転車のハンドルに装着するものなのだが、ネットで手に入れたデジタルカメラ用の固定スタンドを利用し、バイクサイクルレコーダーをセット。画角、録画内容は直接wi-fi接続したスマホの画面で確認できるから便利だ。※車内の範囲ではスマホで画像を確認できるが、離れた場所では確認することはできない。
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それを駐車中、ダッシュボードの上などに置いておけば、ちょっとした駐車なら、動画監視を行ってくれるというわけだ(両面テープや吸盤で固定する必要なし。固定スタンドを利用して置いておくだけでもいい)。青いLEDランプが点滅しているため、「撮ってますよ」ということを隣のクルマに伝える注意喚起にもなりうるのである。
ただ、左右の画角はそう広くないので、ダッシュボード上に置き、車体左右のどちらかに向けて使うしかない。仮に、左側が壁の駐車スペースに停めることができれば、車体右側にレンズを向けてセットすれば、右側に停まったクルマを監視できることになる。※画角の確認はスマホでも可能。日付や時刻の記録も可。
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もちろん、RAY19バイクサイクルレコーダー4Kは家のなかの見守りカメラとしても使え(USB接続で電源供給していれば、バッテリーでの最大5時間の録画時間にはとらわれない)、ドライバーに向ければ運転中のドライバーを撮影してくれるし、一脚に固定すればアクションカメラにもなる多機能ぶりも見逃せないポイントだ。
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14)旅先の宿泊施設での駐車が心配なら専用駐車場付きの宿を選ぶ
旅先の宿泊施設の駐車場でのドアパンチが不安なら、コテージタイプ(またはグランピング施設)で1棟に1~2台の専用駐車スペースのある宿を選ぶと安心だろう。そのスペースには絶対に他車が駐車しないからだ。
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長々とドアパンチ対策を紹介してきたが、以上のいくつかのポイントをできる限り組み合わせることで、ドアパンチ被害を低減でき、また監視することができるというわけだ。2026年、駐車中のドアパンチの心配を最小限にして過ごしたいものだ……。