人気ゲームストリーマーと一流レーサーの”音”選びの基準は同じ!? 鈴木ノリアキと松田次生が選んだのはカロッツェリアだった (2/3ページ)

2026年に展示された松田次生選手の愛車はR33型GT-R

 そしてカロッツェリアブースで行われたもうひとつのトークショーに登場したのが、レーサーの松田次生選手だ。昨年はカロッツェリアのディスプレイオーディオ「DMH-SZ500」やスピーカーでカスタマイズを施した愛車・日産180SXを出展した(リポートはコチラ)が、今回は日産R33型スカイラインGT-Rとともにステージに立った。

松田次生選手と愛車のR33型GT-R

 シリーズ最多25勝という大記録を残し、2025年シーズンをもってSUPER GTから引退。今シーズンはNISMOの監督としてキャリアをスタートさせる。

『SUPER GTのテストが2回ほどあったのですが、走るのではなく無線でドライバーに指示を出している自分に、すごく違和感がありました。25年近く走ってきたので、まだ“監督”という感じがしなくて(笑)。NISMOのチームはスタッフも多いので、正直まだ全員の名前を覚えきれていないんです。その大人数をひとつの目標に向かってどうまとめるか、いまはそこが一番の悩みどころですね』。

 立場は変わっても、クルマへの情熱は変わらない。10台以上を所有しているという松田選手が今回持ち込んだのは、思い入れの強いR33スカイラインGT-Rだ。

『18歳で免許を取ったころ、シビックで夜な夜なドライブしていたらR33 GT-Rにブチ抜かれたんです。そのときの衝撃が忘れられなくて、ずっと憧れていたクルマなんです。この個体はコロナ禍だったこともあって、100万円で購入しました。底値でしたね。ただ安かったぶんボロボロで、エンジン、アライメント、足まわりまで全部やり直しました。結局トータルで500万円以上はかかっていると思います(笑)』。

Carrozzeriaのブースでトークショーをする松田次生さん

 かなり手を掛けて仕上げたR33は、オーディオにもこだわった。

『去年の180SXは懐かしい曲を聴くクルマでしたが、今回はどちらかというと“しっとり系”の大人な曲を聴きたいという考えがありました。それでパイオニアさんに相談して、今回のシステムを選びました。180SXは山道を走るときに聴きたい曲、GT-Rは高速をクルージングして遠出するときに聴きたい曲、といった感じで使い分けています』。

 松田選手のリクエストに応えて選ばれたのは、サイバーナビ「AVIC-CZ912IV-DC」、17cmセパレート2ウェイスピーカー「TS-V174S」というカロッツェリアを代表するモデルを軸に、17cm×8cmパワードサブウーファー「TS-WX010A」を組み合わせたシステムだ。

Carrozzeriaのオーディオシステム

『GT-Rは少し上品に乗るクルマにしたいと話したら、振動板にカーボンを使ったTS-V174Sを提案されたんです。見てみたら本当にカーボンで、“これスピーカーなの?”と驚きました。音質も上品で解像度が高く、ひとつひとつの楽器の音がきちんと聴こえます。僕ももう45歳なので(笑)、エンジン音だけだと疲れてしまうこともあるんですが、このシステムで音楽を聴いていると全然疲れない。むしろクルマから降りたくなくなるくらいです。家に着いても、駐車場で“もう少し聴いてから帰ろう”と思ってしまうほど最高なんです』。

 エンジンサウンドとの関係についてもこだわりがある。

『社外マフラーで一番ダメなのは、車内で“こもる音”。耳障りでうるさいだけです。スピーカーも同じで、安いものだと音がこもっちゃいますよね。抜けのよいマフラーと良いオーディオを組み合わせると、RB26エンジンのサウンドと音楽が絶妙なバランスで心地よく耳に入ってくる。それが最高なんです」。

 サイバーナビについても絶賛した。

『普段はスマホのGoogleマップを使っている人も多いと思いますけど、トンネルで止まっちゃったり、出口を過ぎてから指示が出たりして、困ることもありますよね。でもサイバーナビは測位のスピードがめちゃくちゃ早くて正確。あと地図が立体的でリアルなのもすごいです』。

松田次生さんのR33型GT-Rにインストールされたサイバーナビ

 さらにR33のサイバーナビには、このクルマだけの“ある仕掛け”が施されている。

『電源を入れた瞬間、僕のGT-Rの写真がボワーンと浮かび上がってくるんです。SNSにアップしたら反響がすごかったですね。液晶も綺麗なので、自分のクルマの写真とか、カップルならふたりの名前を入れることもできる。遊び心があるのは嬉しいですよね』。

 もちろん走りへのこだわりも忘れていない。

『いま21万km走っていますが、状態はかなりいいです。展示が終わったらエンジンのオーバーホールに出す予定で、2.6リッターのままいくか2.8リッターにするか悩んでいます。このR33で筑波アタックをして1分切りを狙いたいんですよ。ナビ付きで、見た目もノーマルに近いR33で1分を切る。それが僕のコンセプトです。昔は音をよくしようと思ったら、大きいアンプとかスピーカーとか、いろいろなものを付けて数十kg重くなるのが当たり前でしたけど、いまなら劇的に軽くすることができる。“速さと音”を両立できるんです」。

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