普段使いのカスタムカーもサーキット専用車もお任せあれ
さて、こちらの車種は何でしょう?
これは長野工房代表・長野さんの愛車で、会期中にいろいろ話しかけられたそうですが、車種名を当てられた人は10人もいなかったとか。正解は三菱・ギャランΣ(1978年式)です。このトリコロールカラーにする際にエンブレム類をすべて取り外してしまったために、よけいに車種が謎になっているので、旧車に詳しいという人でも惑わされてしまいそうです。
大阪オートメッセ2026の会場で展示されていた長野工房のクルマたち画像はこちら
オーナーお気に入りのポイントは、このオーバーフェンダーと超深リムホイールの組み合わせだそうです。
元々のフェンダーは角張った形状が特徴で、そのイメージがΣらしさを強調していますが、それを大胆に塗りつぶして、丸形でかなりワイドな形状のS30フェアレディZ用セミワークスフェンダーを装着。ちなみにイベント用に急遽この仕様に変更したため、後席ドアはハメゴロシになっていますが、後ほど開閉できるように加工するとのこと。
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ホイールは、よくお世話になっているというWORK製のエクイップ03をチョイスしています。サイズは前後15インチで、フロントが10J(-53)で、リヤが11J(-66)という、太さもオフセット量も規格外の一品でした。キャンバーをあえて立てているのが、よりスポーツイメージを際立たせています。
このΣ、この仕様で普段乗りだそうで、室内を見ると“乗っている感”がふんだんに感じられる状態でした。スプリング状のカップホルダーが良い味出しています。
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リヤにまわると真っ赤なカラーのインパクトを受け、前側とのギャップを感じます。黄色のロールバーが当時感を演出していてイイ感じです。
バイクのカスタムのよく手がけるということもあって、マフラーはバイク用のサイレンサー部を流用して、独特の雰囲気にまとめています。吊り輪も当時アイテムとして欠かせません。
3台目は少し年代が新しいアンフィニ(マツダ)RX-7(FD3S型)です。こちらもカラーリングのインパクトが大きい1台で、他の2台に負けず注目を浴びていました。この車両はドリフト用のサーキット遊び専用として製作されたもので、現状ではサイドミラーも外されています。
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後ろにまわると、テールゲートが“のっぺらぼう”状態でこれまたインパクトがすごいです。これは軽量化に徹し、重量物のリヤガラスを排除した結果だそうです。
この印象的な、ややクラシカルな雰囲気を感じるカラーリングは、FDのご先祖SA22C型のRX-7が、1981年におこなわれたベルギーのスパ・フランコルシャン24時間レースで念願の優勝を果たしたマシンをオマージュしたもので、全体の雰囲気作りもその年代を意識した少し古めかしい感じに仕上げているのがポイントです。
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このように、毎年話題性のあるカスタム車両を展示している長野工房に来年も注目です。