時代とともに変化しつつも初心に帰った現行モデル
4代目(2009〜2015年)
2009年に登場した4代目は、3代目の低床・低重心パッケージを継承しながら、ボディサイズを5ナンバー枠いっぱいまで拡大。室内空間をさらに広げた。
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また、3代目からのセンタータンクレイアウトを活かし、床下に格納できる3列目シートを採用。これによりいままで以上に広くてフラットなラゲッジスペースを実現し、ミニバンとしての使い勝手を大きく高めた。
5代目(2015〜2022年)
2015年に登場した5代目では、ダウンサイジングターボの流れを受けて1.5リッター直噴ターボエンジンを採用。さらに後期モデルでは、2リッターエンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」搭載車も追加された。
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そして、第5世代の最大の特徴が、テールゲートの一部が横開きする「わくわくゲート」だ。狭い場所でも荷物を出し入れしやすいユニークな機構として話題となった。また、3列目シートは左右分割で床下に収納できる「マジックシート」へと進化している。
6代目(2022年〜)
2022年に登場した現行型は、あらためてミニバンとしての本質を見直し、初代を思わせるシンプルな「箱型」デザインへ回帰した。グレード体系は、従来のスポーティ路線を引き継ぐ「スパーダ」に加え、よりシンプルなデザインの「エアー」を新設定。一方で5代目の特徴だった「わくわくゲート」は廃止され、代わりに開閉角度を調整できるメモリー機能付きパワーテールゲートを採用している。
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また、「Honda CONNECT」や先進運転支援システム「Honda SENSING」など、最新世代にふさわしい装備が充実しているのも特徴だ。
このようにステップワゴンは30年の歴史のなかで、「箱型ミニバン」という原点から、「低床・低重心」という新しい挑戦を経て、再びシンプルな「箱型」へと回帰してきた。ただし、ミニバン市場が激しく変化するなかでも、家族が使いやすいクルマを作るという基本思想は変わっていない。
初代の登場から30年。現行モデルを見て「懐かしい」と感じた人も少なくないはずだ。しかしそれは、ステップワゴンが長い年月を経てもなお、日本のファミリーミニバンの王道であり続けているからに違いない。