この記事をまとめると ■ダイハツ ・ミライースに競技仕様「tuned by D-SPORT Racing」が登場
■ミラ はラリーを中心にモータースポーツの舞台で古くから活躍してきた
■軽量安価な特性が競技ベースに最適で愛されてきたモデルといえる
ダイハツから久しぶりの本格スポーツモデル 3月19日、ダイハツ・ミライース をベースに、本来設定のないターボエンジンと5速MTを搭載したコンプリートカー「ミライース tuned by D-SPORT Racing」の車両詳細および販売概要が決定され、抽選応募受付が開始された。専用ECUや6点式ロールケージ、フロントにはスーパーLSDが組み込まれる手の入りようながらも、エアロパーツどころかアルミホイールすら装着されないほど簡素な外装と、まさにモータースポーツベース車といったモデルである。
ミライース tuned by D-SPORT Racing 画像はこちら
ダイハツでスポーツタイプの軽自動車といえばコペンがあるので、なぜミライースがベースに? と思われるかもしれないが、電動ハードトップを備えるコペンに対して、シンプルな実用車であるミライースは重量面でのアドバンテージが大きい。そして同時に、ミラというモデルには古くからモータースポーツと深いかかわりがあることも忘れてはならない。
意外に思うひともいるかもしれないが、ダイハツは古くからモータースポーツの舞台において精力的に活動している。なかでも活躍が目覚ましかったのがラリーだ。その尖兵となったモデルが1977年デビューの初代シャレードで、全日本ラリー選手権においても1979年の初年度より活躍。国際ラリーでも戦ったシャレードは、2代目へモデルチェンジしてからは、当時のWRC・グループBのホモロゲーションモデルとして「926ターボ」を発売するなど、その勢いには目を見張るものがあった。
ダイハツ・シャレード926ターボ 画像はこちら
一方、規定・クラスの影響で、国内モータースポーツでのシャレードの活躍は国際ラリーでのそれに比べると目立たないものだった。そこでダイハツが全日本ラリーのクラスAに投入したのが、4WD+ターボで武装した2代目ミラ(L71型)だった。果たしてミラは、当時、日産マーチRを抑えて最前線を戦っていたスズキ・アルトワークスと並び、二強といっていい存在となったのである。