まさかのサプライズに会場騒然
ニューマシンのアンベールも注目を集めた。まずは昨年のプレイベントでお披露目された「Red Bull Drift MINI」だ。さらにチューニングを施して登場したこのマシンは、見た目こそミニの形を保っているものの、その中身は日産シルビア。SR20エンジンからFRレイアウトまで、ほぼすべてのコンポーネントがシルビアに置き換えられ、アウターパネルのみミニのそれを被せたというスペシャルマシンである。
この車両の改造を担当したのは、FDJに参戦する「Red Bull GRカローラ」をサポートするクスコレーシング(キャロッセ株式会社)。設計から製作までわずか2カ月という限られた期間だったが、箕輪大也がステアリングを握り、角田裕毅を助手席に乗せてドリフトを披露。完全カスタムメイドの車体ながら、深いドリフトアングルを維持する走りは安定感も抜群だった。また、エスアンドカンパニーによって施工されたガルウイングドアも特徴で、名実ともに翼を授けられているといえるだろう。
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さらに、白を基調に赤のアクセントがあしらわれたレッドブル・エナジードリンク チェリーエディション(3月31日発売)をモチーフにしたVisa Cash App Racing Bullsのスペシャルリバリーが世界で初めてお披露目された。サプライズ演出に観客は大興奮し、大歓声に包まれるなか、フォード・マスタングでリアム・ローソンとアービッド・リンドブラッドが乗り付けた。
そこで、ドリフト仕様にカスタムされた「Red Bull Drift Mini」が、マッド・マイク・ウィデットのドライブでふたたび登場。観衆の前でF1マシンの周囲を旋回する派手なドリフトパフォーマンスを披露した。その直後、目隠しされていたF1マシンのベールが外れ、新リバリーがついにお披露目となった。予想を裏切るド派手なアンベールに、会場の熱気は一気に最高潮へ。すべての観客の意表を突く瞬間となった。
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従来のモータースポーツイベントとは一線を画す空気感のなか、映画のワンシーンさながらに、カーカルチャーとパーティーが融合した空間が広がったRed Bull Tokyo Drift 2026。日本のカーカルチャーの魅力を世界に発信するという意味でも、このイベントの意義は大きかったといえるだろう。