マイカーでロードスターパーティレースに参戦! 赤旗が出るほどの強風のなかで奮闘した若手ジャーナリストの闘いをリポート (2/2ページ)

12周にわたる攻防戦でなんとかポジションをキープ

 迎えた決勝、もちろんポジションを上げていくつもりでオープニングラップの1コーナーに進入した。しかし7位スタートの和光選手をパスすることはできず、後ろに付けてチャンスを伺う展開となった。最大のチャンスが訪れたのは2周目のヘアピンで、アウトから並びかけるも抜き切るには至らなかった。そして振り返ればここが最後のポジションアップの機会であった。

 それ以降は、オープニングラップから筆者を猛追する9位スタートの伊藤選手にずっとプレッシャーをかけられ、ポジションを守るレースとなった。こうなると前はどんどん逃げて行ってしまうのだ。伊藤選手はロードスター・パーティレースIIIでは新人であるが、若手の登竜門といわれるフォーミュラカテゴリーであるスーパーFJで好成績を残してきたドライバー。それだけにこのようなバトルの経験値は高いはず。

 正直、この展開で筆者は防ぎきれる自信がなかった。バトルの経験値が多い相手を従えて、チェッカーまでポジションをキープできるとは思っていなかった。しかし、ここで簡単に譲るような人間ならば今日までレースをやっていなかっただろう。精一杯防ぐ覚悟で周回を重ねた。

 実際に伊藤選手の前を走ってみて、バトルの経験値が豊富だと感じるシーンは何度もあった。とくに印象的だったのが、突然サイドミラーに映りこむモーションだ。しかし、「そんなラインじゃ絶対に抜けない、これは陽動作戦だ」と冷静に考え、驚かされることなくラインを変えずに走行した。

 レース後に振り返れば、不思議と冷静だったなと思う。意識したことといえばロングストレートでの深呼吸だ。「酸素がないと頭がまわらないから、ストレートでいっぱい酸素を吸っておこう」と思っての行動だが、これが案外効果があったかもしれない。

 12周、後ろからのプレッシャーと猛追を防ぎ切り、8位チェッカーを受けることができた。正直これほど「早く終わってくれ」と思ったレースは初めてだった。8位というリザルトに満足はしていないが、あの12周にも及ぶバトルで防ぎきることができて、自信につながる内容があるレースであったなと感じている。

 筆者にとって次のラウンドは第3戦のモビリティリゾートもてぎだ(全8戦中有効6戦のため、第2戦の筑波はスケジュールなどの都合によりスキップ)。より前でチェッカーを受けられるように最善を尽くしていく予定だ。

 協力、応援して下さった皆さま、ありがとうございました!  次戦はよりよい報告をできるように精進してまいります!


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西川昇吾 NISHIKAWA SHOGO

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