この記事をまとめると ■トップドライバーでもコースごとに相性がある
■スーパー耐久第2戦に参加したドライバーたちに本音を直撃
■経験や走行回数、コース特性が相性を左右する
プロでも得意不得意は明確に存在 プロゴルファーには得意なコースと苦手なコースがあるようだが、プロのレーシングドライバーには得意なサーキット、苦手なサーキットはあるのだろうか? というわけで、4月18〜19日、スーパー耐久シリーズ第2戦の舞台、鈴鹿サーキットでトップドライバーたちを直撃。好き/嫌いは別にして、得意/不得意なサーキットを聞いてみた。
「得意なコースはないです。どこも苦手ですが、なかでも鈴鹿サーキットは難しい。スーパー耐久でも開幕戦のもてぎと今回の鈴鹿ではドライビングのリズムがまったく違うから本当に苦労しています」と語るのが、埼玉Green Braveの52号車「埼玉GB GR SUPRA GT4 EVO2」でST-Zクラスに挑むベテランドライバー、服部尚貴選手だ。
埼玉GB GR SUPRA GT4 EVO2 画像はこちら
服部選手は海外でのレース経験も豊富で、「スパ・フランコルシャン(ベルギー)は好きなコースで、24時間レースや国際F3000で走っているんですけど、自分に合っているような感じでした。逆に苦労したのがマカオで、1年目に打ちのめされました。2年目は成長することができたんですけど、その経験があったからこそ、アメリカのストリートコースを走ることができました。ちょうど僕がインディライツを走っているころは、オーバル/サーキット/ストリートが3分の1ずつだったんですけど、僕が表彰台に登れたのは全部ストリートコース。そういった意味ではマカオが僕を大きくしてくれました」と語る。
服部尚貴選手 画像はこちら
また、日本自動車大学校の72号車「OHLINS CIVIC NATS」でST-2クラスに挑む山野哲也選手は、「勝率のよいサーキットは鈴鹿やオートポリス、あとSUGOなどのマウンテンコースも勝率がよいです。逆に勝率が悪いのは富士です。名前に“山”がついていることと、ハンドリングコースのほうが速いんだと思います」とのこと。
海外サーキットに関しては「セパンがいいですね。長いコーナーもあれば短いコーナーもあったりとレイアウトが絶妙で、単調ではないことから攻め甲斐があります」とのことで、やはり、ベテランドライバーにも得意/不得意のコースがあるようだ。
山野哲也選手 画像はこちら