新型エルグランドは完全にアルファード&ヴェルファイアを意識! 詳細まで比較したら価格も含めて激戦の予感!! (2/2ページ)

ユーティリティも周到に煮詰めた

 WLTCモード燃費は15〜17km/Lで、アルファード&ヴェルファイアハイブリッドのE-Four(後輪を前輪とは別のモーターで駆動する4WD)と同等の数値になる。アルファード&ヴェルファイアハイブリッドのシステム最高出力は250馬力だから、エルグランドは340馬力の高出力を発生させて、なおかつ燃費性能も優れていることになる。

 居住性も向上する。従来型は天井を低めに抑えたから、床と座面の間隔が不足して、足を前方へ投げ出す座り方だった。そこを新型は全高を160mm高めるから、着座姿勢が最適化され、すべての座席の居住性が向上する。頭上の空間も広がる。

 シートアレンジも変わる。荷室を広げる場合、従来型は3列目の背もたれを前側へ倒して格納した。格納操作は簡単だが、格納された3列目が床を高めて荷室高が不足した。そこで新型は左右に跳ね上げる一般的な方式に改める。これらはすべて、アルファード&ヴェルファイアに販売台数で勝つための戦略でもある。

 予想価格は550万円から900万円だ。アルファードハイブリッドX・E-FOURが532万円だから、エルグランドもベーシックなグレードはこれに近い価格とする。売れ筋グレードは650万円前後で、アルファードハイブリッドZ・E-FOURの657万円に近い。新型エルグランドは、価格でもアルファードを意識する。

 また2027年には、AIを使ってプロパイロット2.0を飛躍的に進化させ、市街地で作動する次世代プロパイロットも追加搭載する予定だ。価格は非装着車に比べて40万円以上高まるが、アルファード&ヴェルファイアに差をつける先進技術になる。


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渡辺陽一郎 WATANABE YOICHIRO

カーライフ・ジャーナリスト/2026-2027日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

愛車
フォルクスワーゲン・ポロ(2010年式)
趣味
13歳まで住んでいた関内駅近くの4階建てアパートでロケが行われた映画を集めること(夜霧よ今夜も有難う、霧笛が俺を呼んでいるなど)
好きな有名人
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