高級車の装備であるシートの「エアベンチレーション」と同等の機能を後付けできる! シートカバータイプを試してみたら快適すぎて猛暑ウェルカムだった (2/2ページ)

適切なアイテム選びによって快適性は大きく向上する

 ボクが今年の夏に備えて導入したのは、エアーシートカバーというアイテムで、シートカバー前端にある大型ファンでエアコンの冷風を取り込み、座面と背もたれ部分にある4個の小型ファンから、メッシュ構造の表皮全体を通して冷風を送風するメカニズム。シートの蒸れや熱のこもりを解消してくれるのはもちろん、座面、背もたれ部分には接触冷感のアイスシルク素材が採用されているから、ファンによる冷風送風と接触冷感のダブル効果で、自動車メーカー純正のシートベンチレーション機能に準じた快適度が得られるというわけだ。

 電源はアクセサリーソケット(シガーライター)から供給するので、取り付けも簡単だ。すでにアクセサリーソケットになにかを接続しているのであれば、2〜3口のアクセサリーソケットを用意すればいい。

 実際、気温30度に迫る軽井沢ドライブでも、エアーシートカバーの機能をONにすることで、移動中は暑さ知らずで車内を快適に過ごせたのだ。先ほど、服にシワが付きにくくなるというシートベンチレーション機能のメリットのひとつを紹介したが、それだけでなく運転中の暑さによる疲労度低減にも役立ってくれることを確認できた。

 ここで、ボクがシートベンチレーション機能に準じた後付けのシートカバー的なアイテムを選ぶ際のポイントだ。まず、12V/24VのアクセサリーソケットとUSBソケット接続の2タイプがあるのだが、アクセサリーソケットのほうが比較的大電力で、モーターやファンの駆動力が大きく、こうしたアイテムに向いている。そしてON/OFFのスイッチの位置。これはシートカバーとアクセサリーソケットをつなぐコードにあるものより、シートカバー本体座面左横にあるものが使いやすい(右ハンドル車の場合)。

 そして。ファンの数や位置はもちろん、シートカバー表皮の通風性能、さらにボクが選んだアイテムのように、座面や背もたれ部分に冷感接触素材が使われていればなおいいだろう。ちょっと心配だったのは、ボクの愛車のパンチングレザーのスポーツシートにかぶせたときにダサく見えるんじゃないかという点だったのだが、このエアーシートカバーは、車種によっては車内の高級感を演出してくれるデザインと素材感によって満足できた。なおかつ先端にポケットも付いていて、機能はもちろん、実用性にも納得できるものだった。

 こうしたアイテムを導入すれば、シートベンチレーション機能のないクルマでも高い快適度が得られ、今年の酷暑が予想されるこれからの季節の運転もより涼しく快適になること間違いなしである。ただし、このようなアイテムは基本的に運転席用。助手席にも付けたいのであれば、運転席/助手席兼用か、助手席専用があるか、車種専用があるか、スイッチの位置が適切か……などを確認したい。

 ちなみにボクは、今年の夏の酷暑に向け、エアーシートカバーの導入とともに、炎天下の駐車中の車内の熱さに備え、放射冷却機能のある、熱をもたないラディクール素材のフロント・フロントサイドウインドウ用のマグネット式カーテンを付けて駐車した。

 前席部分の熱を和らげることで、エアーシートカバーの効果を最大限に引き出して、確実に酷暑になる今年の夏に備えているところなのだ。


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青山尚暉 AOYAMA NAOKI

2026-2027日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員

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フォルクスワーゲン・ゴルフヴァリアント
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スニーカー、バッグ、帽子の蒐集、車内の計測
好きな有名人
Yuming

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