812馬力のランボルギーニ史上最強SUV
ほかのランボルギーニ各車がそうであるように、同社のデザインディレクター、ミティア・ボルケルトによってリスタイリングされたSEペルフォルマンテのエクステリアデザインは、その第一印象からハイパフォーマンスを予感させるダイナミックな造形美に満ち溢れたものだ。
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史上もっともパワフルなウルスとなるために、エモーショナルなインパクトとともに機能性の両立が求められたそれは、パワードームやSダクトが特徴的なボンネットや、さらに空力性能を向上させたフロントのエアダム、ホイールアーチ、リヤディフューザーなどを持つ。
軽量化への取り組みも徹底されており、これらのパートにカーボンファイバー素材を使用することで、ボディまわりだけでもSE比で32kgもの軽量化を達成。空気抵抗はSE比で3%の低減、ダウンフォース量も同様の比較で、23%もの向上を果たしている。さらにボディ細部のディテールを確認すれば、PHEVシステムの熱管理をより効率化するために、さまざまなデザインが一新されていることに気づくはずだ。
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フロントに搭載されるパワーユニットは、4リッターのV型8気筒ツインターボエンジンにエレクトリックモーターを組み合わせたもの。システム全体での最高出力、最大トルクは812馬力、1000Nmという数字にまで高められた。ゼロエミッション走行、すなわちエレクトリックモーターのみを用いたEV走行は、最高速では130km/h、そして60kmを超える電気による移動が可能。それが日常の実用性を大いに高めてくれることは間違いのないところだろう。
組み合わされるミッションはトルクコンバーターを備える8速AT。駆動方式はもちろん4WDで、リヤにはトルクベクタリング機能付きの電子制御デファレンシャルも組み合わされる。ちなみにドライブモードは、前で触れた「EV」モードのほかに、「ストラーダ」、「スポーツ」、「コルサ」、そして新たに用意された「ラリー」のチョイスができる。
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さらにラリー以外のモードでは、バッテリーを最大80%まで充電できる「リチャージ」のエネルギーモードを、またストラーダでは理想的なエネルギーバランスを保つ「ハイブリッド」の選択もできる。「ラリー」を含めて、「EV」以外のすべてのモードでエレクトリックモーターの性能をフルに発揮させる「パフォーマンス」の選択を可能としているのは、いかにもランボルギーニのSSUVらしい。
パワーユニットの強化に対応して、シャシーも大幅に刷新されている。前後のサスペンションには新開発されたデュアルチャンバー式エアサスペンション(2K2V=ふたつのチャンバー、ふたつのバルブと呼ばれる)が装備され、それによってさらに幅広い条件下で理想的なドライブを楽しむことができるようになった。ロール角度は従来のペルフォルマンテから55%も減少し、同時に車内に伝わる振動も25%が低減されている。
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レヴエルトから受け継がれた強靭なブレーキシステムや、「フェノメノ」で新採用された6Dセンサーの導入など、SEペルフォルマンテにはまだまだ多くの技術的トピックスがある。タイヤは専用のピレリ製Pゼロを22インチ径と23インチ径で用意。さらに22インチ径のセミスリック、ブリヂストン製ポテンザ・レースや、ウインター用のピレリ製スコーピオン・ウインターの設定もある。ウルスSEペルフォルマンテは、まさに走るステージを選ばないスーパースポーツなのだ。
0-100km/h加速を3.3秒で、また0-200km/h加速を10.8秒で終了し、最高速では312km/hを実現する、ランボルギーニの最新SSUV。プレゼンテーションをおこなったコッサルター氏によれば、今後ウルスの生産はSEとSEペルフォルマンテでは60:40程度の比率で行われる見込みだという。日本への上陸が早くも楽しみになってきた。