この記事をまとめると
■誕生50周年を迎えたホンダ・アコードが一部改良で外装デザインをより洗練させた
■ガーニッシュ類やサイドマーカーを見直しボディ同色グリルを採用
■セダンならではの存在感をさらに高めている
「引き算」の美学で存在感アップ
ホンダ・アコードは、1976年の初代発売から2026年でちょうど50年を迎えた。「人と時代に調和したクルマ」という初代から一貫する思想のもとに世代を重ねてきた11代目が、その節目にデザインを磨き直した一部改良モデルとして発売された。
今回の一部改良の骨子は、外装デザインの精緻化だ。派手さを加えるのではなく、過剰な装飾を除いてモノトーンでまとめていく「引き算」のアプローチが取られた。全グレード共通の変更点は3つ。サイドマーカーをクリア化し、ヘッドライトガーニッシュとロアガーニッシュ(フロント・サイド・リヤ)をボディ同色化した。これによってボディの面の連続性が高まり、よりシームレスで洗練された印象を生んだ。
ホンダ・アコード e:HEV画像はこちら
上位グレードの「e:HEV Honda SENSING 360+」にはさらなる変更が加わり、フロントグリルとシャークフィンアンテナもボディ同色化される。ただし、フロントグリルはボディカラーによって扱いが異なる。新色の「キャニオンリバーブルー・メタリック」のみグリルがボディ同色となり、そのほかの外装色はピアノブラックとなる。
なお、キャニオンリバーブルー・メタリックはe:HEV Honda SENSING 360+専用カラーだ。このグレードを選んだ場合、フロントグリルからアンテナまで同系色でまとまった、より彫刻的なマスクが実現する。
ホンダ・アコード e:HEV Honda SENSING 360+画像はこちら
今回の改良は外装デザインの見直しにとどまるが、アコードがもつ本来の強みはそのまま継承される。2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」による上質な走りと、高速道路や自動車専用道本線上においてハンズオフ走行を支援する「Honda SENSING 360+」がそのふたつだ。
Honda SENSING 360+は一定の条件下でステアリングから手を離した状態での運転支援が可能で、現行のホンダ乗用車ラインアップにおいて最上位に位置する安全運転支援システムとなる。
ボディカラーはキャニオンリバーブルー・メタリック(4万4000円高、上位グレード専用)、プラチナホワイト・パール(4万4000円高)、クリスタルブラック・パール、メテオロイドグレー・メタリック(4万4000円高)の4色展開。価格はe:HEVが595万1000円、e:HEV Honda SENSING 360+が635万1400円だ。
誕生50周年という節目に外装デザインを磨き直したアコード。クロスオーバーSUVが市場を席巻するなかでセダンの美学を貫き続けるアコードの存在感は、改良を経てより際立つことになりそうだ。