編集部員がトラックのタイヤバーストに直面! スペアタイヤに交換すればOK……と思っていたらまさかの「自走不可」に陥った理由とは (1/2ページ)

この記事をまとめると

■高速道路上におけるトラブルの1位はタイヤ関係だ

■移動中にトラックのタイヤがバーストする事案に遭遇した  

■バーストはタイヤ交換だけでは済まないケースが少なくない

トラックのタイヤがバーストすると大ゴトに!

 高速道路におけるトラブルの定番がタイヤ関係のトラブルだ。「本当かよ?」って思う人もいるかもしれないが、これにはちゃんとしたエビデンスがあり、JAFによると2025年4月~2026年3月までにおける高速道路上での出動理由のうち、タイヤのトラブル(パンクやバースト・エア不足)が堂々1位。件数にしてなんと2万6985件となる。これは、高速道路上のトラブルのなんと44%を占めるブッチギリの1位。2位が二輪車の燃料切れで18%、3位が同じく二輪車におけるタイヤ関係のトラブルで11%、次がクルマの燃料切れで8%となっている。この数字を見れば、どれだけパンクやバーストが多いかよくわかるだろう。

 全国を対象に1日あたりの発生件数を見てみると、100〜200件程度起きているそうで、お盆休みなどだと、1日になんと400件ほど起きる場合もあるそうだ。ちなみに、これは高速道路での話で、一般道ではバッテリー上がりでの出動が多いという。

 ……というデータは、我々自動車系メディアの間では有名な話であり、当然把握している事実。なので、タイヤのエア圧管理などはなるべく気を使っているはずだったのだが、この忌まわしきタイヤのバーストに、なんと直面してしまったのだ。

 発生したのはとある日の東北自動車道上り車線。東北の方から東京方面に帰っているときに事件は起きた。筆者の乗る友人のクルマに電話が掛かってきた。

「なんか足まわりが壊れて走れなくなった! 路肩にとりあえずクルマは寄せて発炎筒とか三角表示板は置いたけど……。あと、なんかメーターの警告灯が光ってる」という一報。我々のクルマは彼らの随分後ろを走っていたので、後ほど合流したのだが、これが運のいいことにPAの真横で、ガードレールを跨ぐとPAの敷地内にそのまま入れたため、合流しやすかったし、お手洗いなどのライフラインも確保できる環境だった。

 しかし、足まわりが壊れたとは何ごとだ。「右側が怪しいけど本線上だからおっかない」とのことで損傷具合は見てないそうだが、路肩側から覗いたらその原因はすぐにわかった。先ほど述べた「タイヤのバースト」だったのだ! 先ほど直面したといったが、厳密には、「知人が運転するトラックがバーストして、その様子を目の当たりにした」というのが正解だ。警告灯は見ていなかったが、ディーゼル車なので「どうせDPFの警告とかじゃないの? あとで燃やせば大丈夫でしょ」と思っていた。

 見るも無惨な姿で、ホイールはガリガリ。追い越し車線走行中に異変を察知してからブレーキをすぐに踏んで、すぐに車線を変更してクルマを無事に止めたのが、PAの真横だったらしい。当の本人は趣味でサーキットなども走っているので、「ヤバい!」と思いながらも、クルマを寄せるまでは焦りつつ、そこそこ冷静に対処できたという。

 原因がバーストとわかれば話は早い。このトラックは関係者からの借り物であったが、当然任意保険も入っているし、下を覗き込むとスペアタイヤも搭載していたので、なんとか交換すれば走れる。このときはそう思っていた。しかし地獄はこれからであった。


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WEB CARTOP 井上悠大 INOUE YUTAI

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