この記事をまとめると
■フォードが砂漠を舞台としたゴルフ大会を開催した
■ゴルフカートの代わりにフォード・ブロンコが使用された
■大会はゴルフとブロンコによるオフロード競技によって争われた
ゴルフカートはまさかのフォード・ブロンコ
通常、ゴルフは芝の上でプレーするスポーツだ。コース内にはバンカーや池もあるが、好き好んでこれらにボールを打ち込むようなゴルファーはいないだろう。しかし、もしもコース全体が砂だったらどうなるだろうか? あるのは砂と岩と棘のある低木だけ。そんな砂漠でゴルフをしたら……。
この組み合わせを本気で実現してしまったのが、米国カリフォルニア州のジョンソンバレー・デザートを舞台に開催された「ブロンコ・ゴルフ・インビテーション・アンド・スクランブル」だ。
「ブロンコ・ゴルフ・インビテーション・アンド・スクランブル」のプレーシーン画像はこちら
このイベントを考案したのは、レーシングドライバーのヴォーン・ギッティン・ジュニアとRTRビークルズ。じつは2026年で2回目であり、プロゴルファーやモータースポーツ関係者、インフルエンサーなど約20人が参加した。各チームはプロゴルファー、レーサー、インフルエンサーの3人で構成され、ベストボール方式で競技は行われた。
ただし、普通のゴルフ大会とは勝手が違う。
最終日には3ホールのスタート前にオフロード走行チャレンジを実施。ロッククロールや波状路、高速走行などをこなし、その順位によってゴルフのスコアが増減するという、「走ってから打つ」ゴルフなのである。
コース感で行われたブロンコによるオフロード競技画像はこちら
そして、この大会で本来のゴルフカートの役割を担ったのがフォード・ブロンコだ。主催者は「コース間の移動には本格的なオフローダーが必要」ということで、普通のゴルフカートではなくブロンコを採用。初日は標準仕様のブロンコ、最終日となる2日目にはさらに高性能な「ブロンコ・ラプター」を投入し、オフロード競技もブロンコ・ラプターで行われた。
しかも、この大会は観客ありで、その観客もブロンコに乗ってコースを移動するという徹底ぶり。ゴルフ場ならカートが走る芝生のフェアウェイを、ここではブロンコが砂漠のなかを豪快に駆け抜けたのだ。
コース間の移動にもブロンコを使用画像はこちら
車両で協力したフォードにとって、このイベントは単なるゴルフ大会ではない。ブロンコが得意とする高速ダート走行やロッククロールを実際に体験してもらい、オーナーや購入を検討している人に「ブロンコのある生活」をプロモーションする絶好の機会となったことだろう。
日本ではとてもじゃないが実現しそうにないが、こんな遊びを本気で考えて実際にやってしまうのがいかにもアメリカらしい。やっぱりアメリカのクルマ好きはスケールが違う。