この記事をまとめると
■ル・マン24時間レースの取材のためにサルトサーキットを訪れた
■ハイパーカークラス予選ではポール獲得からまさかのタイム抹消という大事件もあった
■地元コースマーシャルが乗りつける旧車やレア車にも注目した
ル・マン24時間レースの見どころはレースだけじゃない!?
ル・マン24時間レースの取材のため、ドイツの自宅から約1100kmを自走してやって参りました! ル・マンの中心部のレプブリック広場での公開車検やテストデーを経て、いよいよ水曜日からル・マン24時間レースのセッションが本格的に開始します。まだ決勝レースでもないのに、すでに数多くの熱心なファンがサーキットに詰めかけて熱気に溢れます。
ル・マン24時間レースに参戦するレーシングカーが楽しみなのはもちろんのことですが、私が密かに楽しみにしているのは、駐車場に停まっている車両をゲートに向かうまでにチェックすることです。大半のチーム関係者はレンタカーを利用しているので、似たり寄ったりの車両ばかりが並んでいますが、ACO(フランス西部自動車クラブ)の関係者や地元コースマーシャルなどの個性豊かな愛車や働くクルマを見るのも楽しいのです。
フランスでも公道で見かけることが少なくなったルノー4、それもガルフカラー風になっているものなど、見ていて飽きません。
サルトサーキットの駐車場に止められていたルノー4画像はこちら
私がちょうど愛車を停めてメディアセンターへ向かおうとしていたときに、横をす~っと1台のシルバーのクルマが通りました。ふと見るとデロリアン!
思わず「未来からル・マンにいらっしゃったのですか?」と降りてこられたドライバーさんに聞いてみたところ「いいえ、オランダからです!」と(笑)。デロリアンの写真を撮らせていただいたり、ご厚意で運転席に座らせていただいたりと楽しい時間を過ごした後にメディアセンターへ行くと、その方がまさかの私のすぐ近くの席でした。
サルトサーキットの駐車場に止められていたデロリアンDMC-12画像はこちら
フリープラクティスの時間には、私はコースサイドへメディアシャトルに乗って撮影に行きました。とくに2026年はレッドゾーン(撮影禁止区域)が増えて、なかなか写真を撮りづらいのが難点。コース脇には数多くの監視カメラが設置されており、フォトグラファーの行動も常時監視されていますので、ルール違反に注意しなければなりません。うっかりミスでフォトタバードが没収となることもありますのでここでは慎重に行動しました。
そして、コースサイドへ行った帰りには1時間近くシャトルを待つこともしばしば。今回も10数名のフォトグラファーたちと一緒に待ちぼうけでしたが、沿道を走るクラシックカーからユニークな車両まで多種多様なファンの方々の車両を見て楽しみました。
コース沿道を走っていたモーガン画像はこちら
水曜日と木曜日のセッション日は、フリープラクティスや予選が開催されるとあり、長時間サーキットに滞在しますので、お弁当や食料品を宿から持参します。リッチ(?)なメディア関係者はパドックのレストランや売店でパスタ等を購入してきますが、ペンネを茹でて出来合いソースを掛けただけという感じが見てわかるパスタが14ユーロ(約2600円)とイベント価格です。
私は30分早く起きて、定宿のバーバラさんのお宅のキッチンでペンネに出来合いのボロネーゼソースを掛けてもってきました。出来立てホカホカではありませんが、いただき物の日本製のレトルトソースは高級パスタに負けないおいしさでしたよ(笑)。