価格も車内の広さもほぼ同じ!
N-ONEには「RS」という6速MT専用となる走りのグレードが用意されている。スーパーワンのシルエットに惚れ込んだのであれば軽自動車規格のN-ONE RSと比較する人は少数派かもしれないが、あくまでホットハッチとして捉えると、スーパーワンとN-ONE RSはガチンコのライバルといえそうだ。
それは実質的な価格が非常に近いからだ。
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スーパーワンのメーカー希望小売価格は339万200円で、CEV補助金は前述のとおり130万円、つまり差し引き209万200円だ。対して、N-ONE RSのメーカー希望小売価格は227万8100円となっている。軽自動車より登録車のほうが安いというのは、補助金が生んだバグといえるが、18万7900円の価格差と知れば、スーパーワンとN-ONE RSを比較・検討したくなる人も少なくないのでは?
なにしろ基本的なボディは共通であり、スーパーワンのパッケージングで十分というのであれば、N-ONE RSでも不満はないだろう。
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たしかに、スーパーワンのモータースペックは最高出力70kW、最大トルク162Nmであり、N-ONE RSの660ccターボエンジンが発する47kW、104Nmを大きく上まわる。
ただし車両重量についてはスーパーワンが1090kgとなっているのに対して、N-ONE RSは840kgと250kgも軽い。パワーウエイトレシオ、トルクウエイトレシオとも計算するとスーパーワンの数値が優れているのは事実だが、N-ONE RSは軽いことに加えて、6速MTという優位性がある。
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それは「MTを駆使する楽しみ」というエモーショナルな話だけではない。クロスレシオの6速MTを上手に操れば、実際にタイヤに伝わる駆動トルクは増幅される。ボディの軽さを考えると、市街地で元気に走るぶんにはスーパーワンと互角以上の走りも可能といえる。パフォーマンスの面でもライバルといえるのだ。
ちなみに、スーパーワンの一充電走行距離は274kmとファーストカーにするのは心もとない部分もある。N-ONE RSの燃料タンクは27リッターで、WLTCモード燃費は21.6km/リッターだから、 このままの数値で計算すれば満タンで約580kmを走ることができる。
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しかもN-ONE RSは軽自動車らしくレギュラーガソリン仕様となっているので、スポーツモデルとしてはランニングコストが控えめにできるのもメリットだ。
はたして、EV普及を促すCEV補助金を前提にして209万200円となるスーパーワンと、いまや貴重な6速MT+ターボエンジンを積む227万8100円のN-ONE RS。あなたは、どちらのホットハッチに乗りたいと思うだろうか。