14年ぶりにSEMAショーに出展する三菱の気合いがハンパない! 悪路を極めたアウトランダー「ダイヤモンドトレイルエディション」を世界初披露 (2/2ページ)

「冒険」を軸としたブランド構築

 ブースに並ぶのは、全部で6台。そのうち3台がダイヤモンドトレイル エディションで、いずれもトレイルグリーン メタリックにホワイトルーフという組み合わせだ。1台目は、ほぼノーマルの状態に三菱の純正アクセサリーと、ボディ色に合わせたスーリー製ルーフボックスを装着した仕様。2台目は、BFグッドリッチのタイヤとスーリー製ルーフラック、1.5インチのリフトアップ、ラフカントリーの補助灯などを装備し、スペシャライズドのマウンテンバイク2台を載せて、車体色に合わせて塗装したトレーラーをけん引する。

 3台目がもっとも過激な1台だ。メソッド・レース・ホイールの18×8.5インチホイール、BFグッドリッチのオールテレーンタイヤ、2.5インチのリフトアップキットを装着し、ルーフにはスーリーの2人用ルーフトップテントとトラクションボードを載せ、ラフカントリーのライトバーとライトポッドも備える。

 残りの3台は、アジアクロスカントリーラリーで優勝した「AXCR トライトン」、2026年の東京オートサロンで話題になった日本仕様の「デリカD:5 アルティメットギア」、そして純正アクセサリーでカスタムした「アウトランダースポーツ トレイルエディション」だ。

 三菱は、悪路の歴史を誇りにしているメーカーだ。1934年の「PX-33」は日本初の四輪駆動車で、ダカール・ラリーでは12回の総合優勝(うち7連覇)、WRCでは1996年から1999年にかけてドライバーズタイトルを4回獲得し、1998年にはマニュファクチャラーズタイトルも手にした。S-AWCは、そうした競技の経験から磨かれたシステムの現在地だ。

 先に世界初公開された新型パジェロとあわせて、三菱が「冒険」と「四輪駆動」を軸にブランドを立て直そうとしていることが伝わってくる、ワクワクさせる発表だといえるだろう。


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