2025年のモータースポーツシーンでもっとも輝いたレーサーは誰だ? 未来ある4人の若手が候補となった「ドライバー・オブ・ザ・イヤー2025」の一般投票終了が迫る

この記事をまとめると

■JAF主催のドライバー・オブ・ザ・イヤー2025の一般投票が開催中

■選ばれし候補者は「岩佐歩夢」「太田格之進」「角田裕毅」「坪井翔」の若手4名

■WEBフォームとX(旧Twitter)による一般投票は2025年11月9日まで

「未来のドライバー」の栄光はあなたの1票にかかっている

 JAFが主催している「ドライバー・オブ・ザ・イヤー2025」は、「その年もっともモータースポーツ業界を輝かせたドライバー」1名を決定して顕彰するイベントであり、2025年で5年目を迎える。歴代では、佐藤琢磨、野尻智紀、山野哲也といった有名ドライバーが受賞しており、2024年受賞者の角田裕毅が引き続き今シーズンも候補者となっている。

 そこで、今回選出された「岩佐歩夢」「太田格之進」「角田裕毅」「坪井翔」(50音順)の4名の選手の選出理由を改めて確認しよう。

●岩佐歩夢選手

 FIA・F2から国内に舞台を移し、スーパーフォーミュラ参戦2年目の2025年は、序盤から表彰台常連となり、第8戦SUGOでポール・トゥ・ウィンの初優勝を達成し、現在ランキング2位。安定の速さとクレバーな走りでシリーズチャンピオン候補に浮上した。

 F1では「ビザ・キャッシュアップ・レーシングブルズ・フォーミュラワン・チーム」のリザーブドライバーを務め、日本GPではフリープラクティスにも出走。国内外で精力的に活動をし、注目度が高まっている。

●太田格之進選手

 スーパーフォーミュラでは昨年に続き、2025年シーズンも安定の速さでランキング3位につけている。さらに、北米が舞台のIMSA・GTPクラスにも「アキュラ・メイヤー・シャンク・レーシング」から参戦し、デイトナ24時間を含む3戦に挑戦。

 国内外での挑戦を通じて、今後は世界舞台での活躍も期待されている。もち前の明るさとコミュニケーション能力で、ファンの支持を集めている。

●角田裕毅選手

 2024年ドライバー・オブ・ザ・イヤー受賞者。2025年第3戦からレッドブル・レーシングに移籍したことで、日本人F1ドライバーがいまだ成し遂げていないグランプリ優勝に一歩近付いた。

 現在唯一のレギュラーF1ドライバーとして、「日本人F1ドライバーの歴史を塗り替えてくれるのでは」という期待感をファン・関係者に持たせ、ネットニュースでも常に話題となる存在。

●坪井翔選手

 2024年にスーパーフォーミュラとSUPER GTでダブルタイトルを獲得し、2025年も両カテゴリーでランキング首位を維持するなど、安定の速さと実績を誇る。

 8月にはチーム初となる「マネーグラム・ハースF1チーム」の日本テスト走行で、初めてF1マシンのドライブを経験し、モータースポーツ関係者に対して今後の世界への飛躍を期待させた。日本のモータースポーツシーンでの地位を確立した年であり、名実ともに注目度の高い選手だ。

●投票者への特典

・JAFモータースポーツ表彰式へご招待(抽選対象のJAF会員から1名さま)

・ドライバー・オブ・ザ・イヤー候補者4名のサイン入りグッズ(各選手2点ずつ:合計8名さま)

・QUOカード2000円分(30名さま)

ドライバー・オブ・ザ・イヤー2025」の投票終了日は、2025年11月9日(日)。また、結果発表が行われるJAFモータースポーツ表彰式は11月28日(金)の予定だ。今後の活躍に期待される「若き未来のドライバー」にもたらされる栄光は、モータースポーツファンである「あなたの1票」にかかっている。


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