日産が挑むフォーミュラEのホームレース! 開幕直前「東京E-Prix」への意気込をドライバーとチーム関係者が語る!! (1/2ページ)

この記事をまとめると

■3回目となるフォーミュラEが東京で開催される

■日産チームが東京E-Prixで使用する車両を公開した

■監督やドライバーが東京E-Prixへ向けた意気込みを語った

3回目のフォーミュラEが開幕目前!

 2024年3月に日本に初上陸したフォーミュラE(シーズン10)。世界最速のEVを使ったモータースポーツにおける世界最高峰のカテゴリーであり、EVを使うことによって排気ガスが出ない点や、その恩恵として得られる騒音の少なさから、そのほとんどがサーキットではなく、あえて世界各国の都市のなかに作られた特設コースで行われるのが、フォーミュラEの特徴だ。一般的なサーキットに比べてアクセスも格段によく、観戦の敷居が低いのも魅力だ。

 このフォーミュラEには、国内メーカーにおいていち早くEVの開発、製造に着手した日産が参戦しており、2025年のシーズン11では、エースドライバーであるオリバー・ローランドがシリーズチャンピオンを獲得している。

 そして2026年は、7月25日(土)〜26日(日)に初のナイトレースとなる、シーズン12の東京E-Prixが開催される。それに先駆けて東京都内では、日産フォーミュラEチームから、トマソ・ヴォルペ監督と、ドライバーを務めるノーマン・ナトー選手、1年ぶりに日本に帰ってきたというチーフパワートレーンエンジニアを務める岩瀬拓郎さんが報道陣の前で、目前に迫った東京E-Prixに対する意気込みや魅力を、我々に語った。なお、昨年のチャンピオンであるオリバー・ローランド選手は別件のため、この会には欠席であった。

 ちなみにこの会場では、日産リーフにおける新グレード「リーフNISMO」と、毎回恒例となっている、日産フォーミュラEチームが東京E-Prixで使う、スペシャルカラーをまとった車両の発表も同時に行われた。今回は、日産のモータースポーツシーンを牽引するNISMOを象徴するステルスグレーを基調とし、桜の影を散りばめた、クールな雰囲気に仕立てられている。

 まず語り始めたのは、トマソ監督。「フォーミュラEは、日産が日本メーカーとして唯一参戦しており、そのメーカーの故郷である日本でレースができるのは大変嬉しく思います。そしてこのフォーミュラEで培ったノウハウは、市販車のリーフなどにも投入されています。この点も最前線で戦っている我々としては嬉しいですね」と語る。

 ナトー選手は、「東京を走ることをずっと楽しみにしていたので、今回のレースはかなり気合いが入っている。チーム関係者やファンも楽しみにしていると聞いているので、この大会に参加できることは光栄です。今シーズンのマシンは完成度も高いし、今週末の東京は天気もよさそうなので、走り甲斐がある勝負になると思う。あとこの東京E-Prix専用カラーもいいね! 日産らしいと思うよ」と、意気込みとマシンに対する感想を述べた。

 岩瀬さんは、「1年以上海外にいたので久々に日本に帰ってきたなって感じがします。フォーミュラEでは、マシンの効率をとにかく考えて設計、開発に挑んでいるほか、じつはドライバビリティも大事にしています。ドライバーがクルマを動かしてどう思うかは、じつは日産の市販車開発にも必要な領域なんです。こうしたレース現場におけるノウハウは、市販車にも生かされています」と、さすがエンジニアといった視点で、フォーミュラEに挑む日産のポイントを語ってくれた。


この記事の画像ギャラリー

新着情報