この記事をまとめると
■物流施設を舞台に異色のカーイベント「Red Bull Tokyo Drift 2026」が開催された
■トップドライバーと名車が集結し圧巻のパフォーマンスを披露
■音楽や演出と融合したカーカルチャーの新たな魅力を発信した
物流倉庫がドリフトで熱狂のステージに
レッドブル・ジャパンは3月21日、「Red Bull Tokyo Drift 2026」を開催した。日本のカーカルチャーの魅力を凝縮したこのイベントには、約500台のチューニングカーと約5000人の観客が集まり、ドリフト・WRC・F1のレッドブル・ドライバーたちによるパフォーマンスが繰り広げられた。
会場となったのは、普段は巨大な物流倉庫として使われる神奈川県横浜市のESR横浜幸浦ディストリビューションセンターだ。そこを贅沢にも全フロア貸し切り、この夜だけはネオンライトと音楽に包まれた非日常の空間に演出。DJブースも設けられ、クルマのみならずそれを取り巻くカルチャー全体を表現する場となった。
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2フロアに及ぶ”湾岸BASE”の展示スペースには、メーカー・ショップのデモカーや選考を通過したオーナー自慢のカスタムカーが集結。2025年のプレイベントでは約100台の車両が展示されたが、今回はさらにスケールアップしている。
横幕氏率いるヴェイルサイド「フォーチュン」、リバティーウォークの「LBワークス」と「LBスーパーシルエット」、ポルシェの世界にワイドボディ文化をもたらした奇才・中井氏の「RWB」といった、世界にファンをもつ有名車両が一挙集結。個人オーナーのカスタムカーやサーキットマシンも集まり、国産チューンドはもちろん欧州車からヴィンテージアメリカンまで、日本のストリートカーカルチャーのいまを凝縮したような、さまざまな車両が並んだ。
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そしてやはり見ものとなったのは、会場内の特設ドリフトコースで繰り広げられたド派手なカーアクションにほかならないだろう。ドリフト界のレジェンド、マッド・マイク選手や、D1グランプリでその名を知らしめたTOYO TIRES契約ドライバーの川畑真人選手、さらにストリート時代からドリフターに圧倒的支持を受ける中村直樹選手といった、ドリフトシーンを代表する選手が勢揃いした。
エスケープゾーンが少なく、コンクリートの柱が並ぶ特設インドアステージは、通常とは異なる緊張感をもたらすもの。アスファルトではなくコンクリート製の路面は予想以上にスリッピーだったが、トップドライバーたちの確実なマシンコントロールを披露した。リズムよく次々と現れるマシンの走りとともに、会場に反響して鳴り響く爆音の迫力は、サーキットで行われる競技とは一線を画すもの。会場全体を大きな熱気に包み込んだ。
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先日、サファリラリー優勝で話題を呼んだWRCのトップドライバー・勝田貴元選手は、大会で使用する「GRヤリス Rally1」でドリフト走行を披露。ドリフトドライバーとは違ったハイスピードな走りで貫禄を見せつけた。ドリフトパフォーマンスは3回に渡って行われ、締めくくりとなるファイナルアクションでは屋外のスロープを使ったドリフトが行われた。勝田貴元がドライブする「GRヤリスラリー1」を筆頭に15台が登場し、9台連結ドリフトなど、ここでしか見ることができないドリフトパフォーマンスにファンは釘付けとなった。
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