この記事をまとめると
■スーパーGT2026年シーズン開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が開催された
■スバルは新エンジンを搭載した「SUBARU BRZ GT300」を投入した
■クルマの仕上がりは悪くないもののタイヤの扱いに苦戦する結果となった
新エンジンで初陣に挑む
スーパーGT2026年シーズン開幕戦「OKAYAMA GT 300km RACE」が、4月11日(土)に予選、12日(日)に決勝の日程で、岡山県の岡山国際サーキットで行われました。
今シーズンのSUBARU BRZ GT300は、オートサロンでの発表やシェイクダウンのリポートでもお伝えしているように、従来のEJ20型水平対向4気筒ターボエンジンから、EG33型をベースにした3リッター水平対向6気筒ツインターボエンジンへと換装してレースに挑みます。
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開幕前の3月7日に岡山国際サーキット、3月15日・16日に富士スピードウェイで公式テストが行われました。順調な部分もあればトラブルが発生する部分もあり、さまざまな出来事がありましたが、おおむね順調にテストを消化し、開幕戦への期待が高まりました。
いざ開幕を迎えた岡山国際サーキットでの練習走行では、いつも通りに山内選手がマシンに乗り込み、バランスの確認を進めました。幾度かのピットインを重ねてセットアップの方向性を探り、その後は井口選手も乗り込んでマシンの状態を確認していきます。
これまでの練習走行では、サスペンションのセットアップやタイヤ選択に時間を要し、予選用および決勝を見据えたロングラン用のセットアップとタイヤ選択が、走行時間のギリギリまで行われることが多くありました。しかし、今回はそこそこ早めに方向性が決まり、決勝を想定したロングランでのラップタイム計測を行えるほど、順調に進んでいるように思われました。
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間も無くして、予選が始まりました。今大会、GT300クラスは29台がエントリーし、A組15台、B組14台に分かれ、各組上位9台がQ2へ進出します。SUBARU BRZ GT300はA組での出走となりました。
今回、チームとダンロップは硬めのタイヤを持ち込んでいました。若干タイヤが温まるのに時間を要しそうだったため、予選開始とともにコースインしてじっくりとタイヤを温め、10分間の予選時間の最後にアタックを行ってQ2進出を目指します。
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気温、路面温度ともに高く、初夏のような気候だったため、タイヤも十分に温まると思われましたが、結果的には思いのほか発熱がよくありませんでした。最終ラップのアタックは1分27秒146となり、上位9台に届かずQ1敗退となってしまいます。Q1を担当した井口選手は、しばらくマシンから降りることもできず呆然としていました。
見守っていた山内選手や小澤総監督、澤田監督が肩を抱きながら声をかけていきますが、井口選手のショックは相当なものだったようです。この結果、SUBARU BRZ GT300は予選25番手から追い上げるレースとなりました。
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