【ムービー】D-SPORTコペンLSD付きの筑波アタックタイムは？

正しい方向にチューニングをすれば、確実に速くなる！

　ダイハツ･コペンローブを純正チューニングメーカーのD-SPORTが手がけた「D-SPORTコペンコーブ」。エンジンからサスペンションなど広範囲に手が入れられ、スポーティに仕上げられている。ノーマルのコペン･セロでマークした48秒007というタイムを、チューニングしたことで、どこまでタイムがアップするのか注目したい。

　D-SPORTによりチューニングされたコペンの運動性能は、1コーナーの旋回途中ですぐに感じることが出来た。その理由は、LSDがしっかり効果を発揮してトラクションを増していたからだ。コーナー出口のパワーオンで外へ膨らむのを防ぐと同時に内輪の空転が解消されている。その結果、FFなのにミッドシップ以上の加速旋回性能を実現している。

　タイムは46秒430とホンダS660にわずかに及ばなかったものの、充分な早さを見せてくれた。ただS660に比べて高速1コーナの飛び込み限界が若干低いことがタイム差に出たのだろう。しかし、ノーマルを考えれば、DｰSPORTのチューニング威力を存分に見せつけてくれた結果になった。

　トヨタがダイハツを完全子会社化にするという発表がなされ、この先、コペンを含めてどうなるのか気をもむところではあったが、ダイハツの三井 正則社長が会見の席で「BMWとMINIの関係のようにしたい」という抱負を述べていた。この言葉を信じて、これからのダイハツのクルマ作りに大いに期待したい。

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軽自動車とは思えない走り！

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