オールシーズンタイヤでもニスモらしいスポーティな足まわり
現地時間11月18日よりロサンゼルスで開催予定の「LOS ANGELES AUTO SHOW 2016(ロサンゼルスオートショー)」。それ先駆け、日産自動車は「セントラNISMO(ニスモ)」をメディアに初披露し、なんといち早く試乗することができた! その模様をリポートする。
![webcartop_01](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_01-24-680x454.jpg)
そもそもセントラとは、日本ではシルフィの名前で販売されているDセグメント級セダン。北米向けのセントラは2015年にひと足先にマイナーチェンジを受け、現行日産のデザインアイコンであるVモーショングリルを採用するなど、商品性をアップしている。
![webcartop_08](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_08-19-680x454.jpg)
セントラNISMOは、セントラのスポーツグレードSRターボをベースに、内外装やサスペンションをチューニングしたスポーツモデル。NISMOロードカーとしては珍しいセダンボディとなる。
![webcartop_07](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_07-21-680x454.jpg)
パワートレインはジュークNISMOと同様の188hpを発揮する1.6ℓ直4DIGターボを搭載。パワーは組み合わされるミッションは6速MTとCVT。
![webcartop_06](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_06-21-680x454.jpg)
短いながら、6速マニュアルモデルに試乗するチャンスを得た。残念ながらセントラに試乗したことがないので、ベースとの違いはわからない。だがNISMOロードカーらしく、サスペンションはハード(ロサンゼルス郊外の荒れた路面というのも影響しているが)。
![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_04-23-680x454.jpg)
だがNISMOロードカー初のオールシーズンタイヤである「215/45ZR18のミシュラン・パイロットスポーツオールシーズン」を装着しているとは思えないスポーティさだ。マーチやノートと同じ「NISMO」の乗り味になっているのは驚いた。
![webcartop_02](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_02-24-680x454.jpg)
エンジンはジュークRSと同じ1.6ℓターボだが、国内には存在しないマニュアルということもあり、印象はまったく異なり、市街地レベルでは小気味のいい加速を披露してくれた。ぜひ国内でもジュークRSにも6速マニュアルモデルをラインアップしてほしい!
![](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_11-15-680x842.jpg)
国内での発売はまったくの未定とのことだが、250万円に収まるくらいの戦略的価格に設定できるのならば「ブルーバードSSS」の再来として往年の日産ファンの支持を得られるはずだ。
![webcartop_09](https://www.webcartop.jp/wp-content/uploads/2016/11/webcartop_09-19-680x454.jpg)