洗車はどこまでできるのか? どこまで洗っていいのか?

サスペンションやエンジンルームも比較的手軽に洗える!

 洗車というのはみなさん定期的にするだろうが、一般的にはボディを洗って、あとはタイヤ&ホイールとガラスぐらいだろうか? 見た目をきれいにしつつ、ボディを傷つけたり劣化させる異物を取り除くという点では十分だ。

 しかし、洗車というのは、とくにクルマ好きにとって、趣味の要素もあるのもまた事実。大切な愛車をきれいにしてやるだけでニヤニヤしてしまう。確かに楽しいというか満足度は高い。そうなると、ボディや足まわりを丁寧にきれいにするというだけでは、止まらなくなってくることもある。どこまで洗車ができるかというのを考えてみることにしよう。

 室内は別として、外からのアクセスという点でいうと、タイヤ&ホイールを外してのサスペンションまわりのクリーニングだ。アーム類が入り組んでいて汚れが溜まりやすいし、ブレーキダストも付きやすいのでやり応えは十分。やり方もカーシャンプーとスポンジや雑巾を使って拭き、水で洗い流せばいい。

 外したホイールの裏側も、普段はできないところなので洗っておこう。一見するときれいになった感じは表からはしないが、ホイールハウスからちらりと覗けたときにきれいなだけでも印象は大きく違ってくる。

 そのほか、マフラーのテールパイプやサイドシルやバンパーの下なども大きく見えることはないが、チラリズムという点では効果はあるポイントだ。

 そして見えないところの筆頭格がエンジンルームだろう。エンジンルームというと、洗いにくいように思える。エンジンルームの汚れは、オイル漏れが起こっていない限りは走行風に乗って入り込んできたホコリが主となる。だから、水拭きだけでも十分落とすことができるわけだ。

 また専用クリーナーも出ているのでそれを使うのもいいだろう。仕上げとしてツヤ出し剤やワックスをかけるとグッと引き締まって見えるが、乾拭きして余分な成分を取り除いておくのがポイント。残っているとベタベタして、汚れが逆に付着しやすくなってしまうので要注意だ。

 そのほか、ボディでもモールのすき間やウォッシャノズル、パネルのつなぎ目など、普段は手を入れない部分も爪楊枝や綿棒などを駆使して、きれいにするのも趣味の洗車のひとつだ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

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