【試乗】新型デリカD:5はイカツ顔の都会風でもオフロードは大得意! 雪道で圧倒的な進化を確認した (2/2ページ)

油圧から電動に変更されたパワステはより正確さを増した

 さらにトルクの出方そのものも力強くいい印象だ。たしかにエンジン単体のデータでは若干のパワーダウンと若干のトルクアップがあるのだが、そんなことはあくまでも机上のデータでしかない。実際に走るときにはトランスミッションを介してトルクはタイヤに伝わる。パワートレイン全体としてのグレードアップは見事に成功しているといって差し支えないだろう。

デリカD:5

 シャシー関連ではフロントまわりから感じる印象がまるで別物で、新設計の新型という印象だ。フロントまわりはデザインを変更したうえで骨格強化が行われたという説明を受けているが、よくよく反芻して考えてみれば、これはデザインありきではなかったのでは? と思うほど。この骨格としたためにデザインを変更したのでは? と思うほどによくなっている。マイチェン前では不安げな動きも含まれたフロントまわりは、ガッチリと固められた印象だ。

デリカD:5

 その骨格に装着されるステアリングシステムは、従来の油圧パワーステアリングからデュアルピニオンの電動パワステとなった。デュアルピストンの電動パワステは、スムースなパワーアシストと確かな手応えの両立が可能なステアリングアシスト機構だ。油圧パワステと比べると、遊びが少なくキッチリと動く印象。路面状況をつかみやすく、正確なステアリング操作が可能だ。

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 4WDの制御をより精密にしたということでスタックからの脱出性も向上している。試乗会でスタックさせては、ほかの媒体へ迷惑がかかるので、スタックしないレベルの深いところへクルマを入れてのチェックだったが、グッと雪をわけて出てくるフィーリングは頼もしいものであった。

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