バラしたはいいがクルマが元に戻らない!?  愛車のセルフ整備は避けるべきか (1/2ページ)

方法さえ間違わなければ自ら整備を行なうのは問題ない

 最近のクルマはメンテナンスフリー化、そしてブラックボックス化が進んでいるので、なかなか手出しができないが、オイル交換やホイール交換などできる部分はあるし、古めのクルマであればさらにいろいろと自ら手をかけてやることができる。クルマ好きならいろいろとやってみたいと思うのもあるだろう。ちなみにブレーキも含めて、所有者自ら整備を行なうのは問題ないし、逆に義務でもある。プロというのは所有者の代行という位置づけだ。

 では、誰でも簡単なメンテ以上のことができるかというと、これが難しい部分もある。ワタクシ、セルフ整備歴30年以上、特殊なものしかプロに出したことがなく、エンジンやミッションのオーバーホールまですべて自分でこなしてきた。

 今まで失敗もあったし、自分で整備したいという人からの相談もいろいろと受けてきた。自分でやることの失敗パターンを整理してみたので、参考にしてほしい。

 まず確実にダメなのが、「自分でもできますか?」という人。あまりにも漠然としすぎているので、これを聞かれた時点でやめておいたほうがいいと答える。やっていいのは「どこどこまでやったんだけど、ここのこれがわからない」と具体的に聞いてくる場合だ。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

-

愛車
フィアット500(ヌウォーバ)/フィアット・プント/その他、バイク6台
趣味
レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
好きな有名人
遠藤ミチロウ、岡江久美子

新着情報