かつては大流行も気がつけば見かけない!? 昭和に流行ったディーラーオプション4選+α (2/2ページ)

素材の進化で機能的に必要なくなったものも

3)レースのシートカバー

 これもひと昔前のクルマではよく目にしたアイテム。タクシーなどでは当たり前のように付いていたので、知っている人も多いはず。

 高級感を演出できる手軽なドレスアップアイテムだったというか、大事なものの象徴として、白いレースをかけたかったという愛車精神の表れだったのかもしれないが、いつの間にかレースのシートカバーは“ダサい”という価値観が広がり、絶滅危惧種に……。

 もちろんルックス的な問題もあるが、クルマがより身近になったことと、シートのクオリティが向上したことも影響していると考えられる。

4)デジタルクロック

 最近のクルマも独立した時計はなく、ナビやオーディオの画面に時計が表示されるクルマも多いが、時計がまったくないというのも不便なもの。昔のクルマはアナログ時計が標準、あるいは時計はオプションというパターンが多く、ディーラーオプションでデジタル時計が用意されている車種がけっこうあった。

・その他

 今では標準装備のエアコンやパワーウインドもかつてはディーラーオプション扱い。

 またむかしのアクセサリーカタログは、けっこうボリュームがあって、音楽用のカセットテープを入れるカセットケースや、シューズ&フットケース、アンブレラケース、クリーンボックス(ゴミ箱)などまで揃っていた。

 マッドガードなども人気があった時代があるが、SUV以外では実用的にもドレスアップ的にもあまり効果は期待できない。

※写真はイメージ


藤田竜太 FUJITA RYUTA

モータリングライター

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日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)
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