クルマ好き同士が混乱必至! 日本と海外で「名前が被る」のに「違うクルマ」5選 (2/2ページ)

スポーツモデル同士の「呼び名」が被って混乱することも

3)日産スカイラインGT-R(R32)とVWゴルフR32

 厳密には、かたや車名、かたや車両型式という違いはあるが、第二世代スカイラインGT-Rとして復活を遂げた日産スカイラインGT-R(BNR32)と、フォルクスワーゲン・ゴルフのハイパフォーマンス仕様であるゴルフR32の2台は、会話に出てくると混乱すること請け合いのコンビだ。

名前が違うクルマ

 いずれも6気筒エンジンで、四輪駆動という共通点もあり、とにかく走りが楽しいということも共通している。それぞれ時代を代表するハイパフォーマンスモデルであり、ある有名モータージャーナリストのようにR32・GT-RとゴルフR32のいずれも所有歴があるという人もいることから、なおさらだ。

名前が違うクルマ

 ちなみに、6気筒エンジンといってもスカイラインGT-Rは2.6リッター直列6気筒ツインターボを縦置きするFRベース、ゴルフR32は3.2リッター狭角V6エンジンを横置きに搭載するFFベースとなっているなど、基本的なプロファイルは真逆だったりするのもおもしろい。

4)ホンダ・シャトルとホールデン・シャトル

 ホンダ・シャトルといえばメカニズム的にはフィットのボディを伸ばした1.5リッタークラスのステーションワゴン。もともとシビック・シャトルという名前のセミトールワゴンとして使われていた名前のリバイバルといえるモデルだ。

名前が違うクルマ

 そして、まったく同じ「シャトル」という名前を持つモデルが、かつて存在していた。オーストラリアの自動車メーカー「ホールデン」が、いすゞファーゴのOEMモデルに、その名前を付けていた。

名前が違うクルマ

 ファーゴというと商用バンやトラックのイメージが強いかもしれないが、日本でも乗用仕様がラインアップされていた。無理やりかもしれないが、ワゴンという意味では、ホンダとホールデンのシャトルは似ていたりするのだ。

5)日産シルビアの車両型式とBMW M3のエンジン型式はいずれも「S14」

 チューニングベースで使われることの多いモデルでは、それほどマニアでなくとも車両型式やエンジン型式を呼ぶことが多い。有名なのはトヨタ・カローラレビン、スプリンタートレノの「AE86」だろう。そのほか、ドリフトでも人気の日産・シルビアはS13、S14、S15といった車両型式やCA18、SR20というエンジン型式は広く知られている。

名前が違うクルマ

 ここで混乱しがちなのは、1980~1990年代のグループAレースで活躍したBMW M3の存在だ。E30の車両型式で知られる初代M3が積んでいた4気筒エンジンの型式は「S14」というのだった。

名前が違うクルマ

 S14シルビアにS14エンジンを載せるなんてことはないだろうが、「S14エンジン、フルチューン」と聞いて、M3のレース仕様を思い浮かべる人もいれば、SR20DETのハードチューンを想像する人もいることだろう。

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