時代を先取りしすぎて鳴かず飛ばず! 今なら売れそうな国産車9選 (2/2ページ)

コンセプトの面白さはバツグン! 復活を期待したいモデルたち

5)トヨタ・プログレ

 セルシオやクラウンの世界観、装備を5ナンバーサイズに凝縮したのがこちら。ちゃんと直列6気筒エンジンを積んでいたのも凄い。もちろんFRだ。手法的には十分にありだが、大きくないと高級車じゃないという壁が強固なのが問題ではある。ただ、メルセデスのAクラスなどの成功例もあるだけに、日本車でもなんとか小さな高級車を根付かせたいところ。

6)スバル・インプレッサグラベルEX

 ワゴンベースのSUVの先駆けだが、ミックスしたのがクロカンテイストというギャップが強烈だっただけに、1代限りで消滅。いい子ちゃんになってしまったスバルだが、背面タイヤ背負ってワイルドさを復活させてもらいたいところ。

7)ダイハツ・ミゼットII

 安全面を考えると、復活は無理かもしれないが、シティムーバーとして見れば存在価値は多いありのサイズやコンセプトだったのは事実。電気自動車で復活させるのもこれからを考えるとありだろう。

8)トヨタiQ

 トヨタとしては未来を見据えた技術的な課題を盛り込んだだけに1代限りでもよかったのかもしれない。日本には珍しいAセグメントのクルマということで、軽自動車とバッティングするという側面もあっただろう。でも、ふたり乗りに割り切ったマイクロコンパクトカーとして考えれば、カーシェアなどでの活用も踏まえて復活してほしいところ。

9)スズキ・ツイン

 iQとまったく同じ復活理由だが、ハイブリッドを用意していたなど、時代を先取りしすぎたという点でも大注目のクルマだ。ちなみにハイブリッドの販売台数は300台とのこと。多いか少ないかは微妙。


近藤暁史 KONDO AKIHUMI

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レストア、鉄道模型(9mmナロー)、パンクロック観賞
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遠藤ミチロウ、岡江久美子

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